はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

口語文法の壁

  中学生に口語文法を教えていて気づいたことがあります。文法は中学生にとっては難しいことの一つだということです。恐らく発達段階において文法のような概念は習得しにくいのではないかと思うのです。個々の現象を一定の基準の基に抽象化するのが法則というものなのでしょう。例えば、走ると食べるとは違う内容だがウ段で終わることにおいてまとめることができる。活用の仕方にもパターンがある。といった高次元のまとめが必要なのです。

  そうしたことを克服するためには反復学習しかありません。粘り強く教えることが欠かせないのです。