はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

国家意識、経済システム

  結論を考えずに書きはじめています。シャープが台湾の鴻海に買収されることがほぼ決まりました。液晶パネルや白物家電などの領域で一定のシェアを持ち、独自の技術や特許を持つ同社が海外企業の傘下に入ることには、様々な意見があるようです。
  技術や技術者が流出することはこれまでも続いてきたことですが、今回の件で一層弾みがつくという懸念があります。国の提案する再建策は現状維持を許さず、結果的に他企業との合併を促す方法だったようです。働く立場としては不安定な状況に追いこまれます。それなら、トップが外国人になって看板が変わっても今のままがよいと思うはずです。
  企業が国籍にこだわること自体が国際化した社会情勢に適合していないとの声もあります。狭量な民族主義と難ずる声もあります。
  ただ、経済システムが国を単位に成り立っている以上、やはり国籍にこだわらざるを得ません。
  この辺りのことをもう少し知らなくてはならないと己の勉強不足を感じています。