はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

懐かしい制服

 都立高校の出身である私にとって制服は微妙な位置づけにあるものです。私の通っていた学校では制服は標準服と呼ばれ、着用は義務付けられていませんでした。式のある日以外は私服が許されていたのです。
 しかし、私は半分以上の日を詰め襟で過ごしました。女子の同級生の中にもセーラー服で登校することが多く、制服と私服が混在する変な風景がありました。
 先日たまたま出身高校の制服を着た女子生徒を見かけとても懐かしく思いました。青春時代の思い出があの時と同じように未整理で浮かび上がってきたのです。その生徒が清楚な感じを持っていたことになぜか感謝したくなりました。
 かくて私にとって制服はやはり重要なものだったのです。