昔、歌
謡曲の歌詞の矛盾をやり玉にあげてネタにするボヤキ漫才がありました。そんなことまで言わなくてもいいのにとか、その解釈は間違っているというような指摘があり、相方の反応もわざと的を外しているのが面白く、何度出てきても笑ってしまうものでした。
しかし、よく考えてみると流行歌の歌詞には矛盾があるものがあり、漫才師ならずともぼやいてしまいたくなります。メロディーにのせて歌っている時には気づかないことでも歌詞カードを読むと何を言っているのか分からない。
恐らく歌は止まらない流れの中で味わうものであり、文字に書いて読み返すものではないのでしょう。これもまたぼやきの一種でしょうか。