はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

虫の命

 夏になるとカブトムシやクワガタ、鈴虫、キリギリスなどを水槽や虫かごに着いた入れて飼っていたことを思い出します。今ではどうしてあれほど熱中できたのか分からないほど、虫を飼うのに拘っていました。
 虫の命は短く、成虫となれば一つの季節がやっとでやがて死んでしまいます。死というものが何を意味するのかを知る上で、この経験は大いに役立っているのかも知れません。
 何のためか分からないほどたくさんの蝉を取っている少年を気味悪がるのは間違いです。彼はそのあとで恐らく何かを学ぶのです。