はてなの毎日

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高速道路には、いません

 先日、高速のサービスエリアで休憩をした時、施設のほうぼうに変わった張り紙があるのを見つけました。「ポケモンマスターの皆さんへ」という題がつけられていたと思うのですが、その内容は、高速道路にはモンスターはいないので、探す必要はないというようなものでした。

 このゲームの影響力は想像以上で、通勤電車の車内アナウンスでもゲームの名前こそ出さないものの、歩きながらゲームソフトを使わないで欲しいという内容が数駅ごとに放送されています。

 おそらくは一時的なブームであると思いますが、それにしてもこれだけの社会的な問題を引き起こすことをサプライヤーは把握できていたのでしょうか。またそこで起きる諸迷惑を利用者の自己責任という形で処理できるのでしょうか。

 いまはスマートフォンを使ったゲームという段階ですが、これがウェアラブル端末になったり、ソフトがより高度化し現実社会との境目が曖昧になるほどの完成度が達成されたとき、想定できない様々な問題が続出するのではないかと考えられます。

 ゲームをしながら高速道路を運転する人などいないなどとは決して思ってはならない。人間は誠に残念ながらそれほどスマートではないのです。