はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

気になるものと気にするもの

 たとえばどこにあるかよく分からないような小さな服のシミでも気になって仕方がないことがあります。それがこだわりのある服であったり、特定の機会や場面においては陰に隠れたい気持ちになったりさえなります。

 同じシミでも、そしてそれが多少分かりやすいものであっても、気にならないことがあります。

 いずれの場合も他人にとってはどうでもいいことの方が多く、よほどのことがない限りシミを見つけることはありません。見つけたとしても、数分の後には関心外になります。

 私たちは気になることと気にすることが必ずしも一致していないことを時折気づかされます。この重大事さえすぐに忘れてしまいます。自分と他人では関心や興味がこのレベルから違うという事実を私たちは知らねばなりません。