グランベリーモールの最後の元日

　南町田駅前のグランベリーモールは元日も営業していました。写真にもあるように2月１２日を最後に全面的な改修に入ります。約２年の間、ほぼ全機能を停止し、大規模な改修をします。建物のみならず区画整理も含む改修ということです。この時期にどうして大規模改修を行うのかについては疑問が残りますが、周辺住民としてはその間のインフラの急減にどう対処するのかについて考えなくてはなりません。

　日常品を売る東急ストアは近くの駐輪場跡地に移転し規模を縮小して営業を続けるようです。郵便局と市役所の出先機関は近くのリバブルスクエアの跡地に移転します。しかし、ファストフードを含むレストランなどの閉店後の補充はなく、銀行ATMなどもなくなることについては相当の不便を感じるはずです。計画区域に入りながら今後の方針を示していないケーズデンキの今後も気になります。なによりも駅より南の広い空間に立ち入り禁止地域ができることの弊害は大きいはずです。

　閉店セールを含むこの１月はこのモールの集客は増えるのかもしれません。日常の風景が一変することには大きな不安を伴います。でも、世の無常をいうまでもなく、変わりゆくものを惜しんでも仕方がありません。せめて、今の風景を少しでも覚えておこうと思うのです。