手術待合室
先日、家族の手術に立ち会いました。とはいっても手術室前に設けられた待合室で1時間半ほど待ったというわけです。数冊の週刊誌がおかれているだけの場所で、ほかにも二組の家族が手術の終わるのを待っていました。
何もすることもできることもない時間というのはこういうことです。私はあえて生徒に出した添削課題の解説をノートに書いては書き直して時間をつぶそうとしましたが、まったくまとまることなく、なんとも落ち着かない時間を過ごしました。
こういうことがこれから何度かあるのかもしれません。そして、自分が待たせる側になるのかもしれない。人生にはいろいろな場面があるのでしょうが、あまりあってほしくない時間でした。
幸い手術はうまくいきました。かなり大きな手術だったのに、本人がすぐにしゃべり始めたのには驚きました。医療技術の進歩には感謝します。