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観光地のWi−Fi

 公衆Wi-Fiスポットは今では珍しいものではなくなりました。都会ではさまざまな企業がサービスを展開しています。その需要は都市部に限らず観光地にもあるようです。道案内はもちろん、店舗案内、通訳サービスやクーポン発行など展開上、インターネット接続は不可欠です。対応端末がこれだけ普及した今、その流れを止めることはできません。

 人口減少による人手不足の保管、外国人旅行者への対応など様々な可能性があります。しかし、そういうことが必要な地域ほど対応が遅れているのが実情です。比較的安価でできるインフラとはいえ、継続的なサービスをするためにはそれなりの投資と運用が必要です。主体となるのは地方自治体やその関連団体ということになるのが一般的ですが、むしろ広範囲な利益発生の可能性を関係各所が理解し、広く薄く投資できるシステムを作らなくては継続的なサービスを期待することは難しいでしょう。

 そういうアイディアと具体的なノウハウを提供するベンチャー企業があってもいいと思います。観光地の視点でWi-Fiスポットを考えることはその地域を包括的に捉えることにつながります。また、その視点は観光地以外の住宅地域にも応用できるはずです。