はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

誤報とは言わない

 昨日、久しぶりに緊急地震速報が到着し、私の職場でも一時騒然としました。私は慌てて屋外に出る扉を開けてまわったのですが、大きな揺れはありませんでした。遠隔地で偶然ほぼ同時刻に起きた別の地震を同一のものとコンピュータが判断したらしく、それが大地震発生と速報されたようなのです。誤報と言えばそうなのですが、現在の技術的な制約上は仕方がないことであり、今後も継続していただきたいと思います。

 同じようなことは以前にもありました。当時のことはこのブログにも書きましたが、携帯電話に奈良で地震発生、強い揺れに注意といった内容が書かれており、一瞬警報を出す地域のミスと思い、いや世紀の本州大地震ではと緊迫しました。この時も離れた別の地震の同時発生が原因だったようです。

 地震の発生記録を見ると毎日、日本のどこかで有感地震が発生しています。それがごくまれにほぼ同時刻で起きることもある訳です。監視者としては万一のためにやはり最悪の事態に備えて予報する必要があると思います。

 未明から早朝にかけて関東南部では3回の有感地震がありました。ここ数ヶ月で大きな地震があるとのコメントをしている学者もいると報じられていましたが、それがこのことであればよいのですが。地震予知はいまだ困難で精度は期待できません。でも、無視もできない。何度も誤報に裏切られる。それを続けられれば幸せです。