優先順位をつける力
やるべきことに優先順位をつけ、後回しにできるものとそうでないものとを見分ける能力はとても大切です。私にはそれが欠けていて目先のことばかり考えてしまう。
何が足りないかといえば大局からものごとを見る力です。刻々と物事の価値は変わり、様々な条件は変化します。それらをそのつど考えていかなくてはならない。そのためには現状を俯瞰する観点が欠かせないのです。
そうは言うもののそのような全体像が見える場所などは現実には存在しません。冷静になれば達成できるというものでもないのです。やはり経験と勘が、さらにある意味楽天的な思い切りとが必要なのではないかと思うのです。
学校で教えなければならないことの一つにタスクマネジメントがあることはかつてから実感しており、実践してきたのですが、計画表を書かせる以前の問題もまた指導すべきものであると実感しているのです。