補助としてのデジタル教材

　デジタル化は教育の世界にも浸透しつつあります。教材のみならず、生徒の学習方法そのものがコンピューターの力を借りて変わりつつあります。

　授業は複数の生徒に向けて一斉に行われるため、どうしても個々に理解度が異なります。大半の知識は積み重ねでできているので、躓いた箇所が違えば、どこで理解の停滞が起きているのかも異なります。

　一部の教育関連サービスは本来一続きでやる授業動画を細かく分割し、検索可能にすることによって、生徒が分からない箇所から始められるようにしているようです。

　授業にレファレンス機能をつけるのはコンピューターならではのことです。動画だけを見て知識をつけたような気になることには抵抗感がありますが、授業の補助として活用するならば有意義ではないかと考えます。

　効果については今後検討していかなくてはならないでしょう。