はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

受け入れる伝統

 火山活動がいつあるのか、地震が壊滅的被害をもたらすのはいつなのか。そういう不安をどこかに抱えて私たちは日々を過ごしています。それがこの国に住む人の気質を形成しています。

 突然訪れるかもしれない危難の日を私たちは受け入れる心の伝統を持っているようです。決して逃げだすことなく、プレートの末端に住み続けている。その潔さが文化や国民性を形成しているのでしょう。

 危機に強い民族の伝統には今後訪れる難問に対処する能力として期待できるのではないか。漠然と無根拠にそんなことを考えています。