はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

自己分析

 本当に分かっていないのは自分自身ではないかという内容の本をいくつか読んでいます。確かに自分が何者であるのかを把握することは難しい。自分が社会の中で果たしている役割と、その役割を終えた後の自分のあり方とがイメージの中でうまく分離できないのです。

 自分は自分、ありのままで、というのは簡単ですが、何がありのままなのかを考えると再び進めなくなる。結局、自分が他人から見てどのような存在なのかを想像することで、自己の位置を確認しようとするのです。

 己を知り他者を知るという理想は、実は他者を知ることで自分を知る可能性に賭けるという方が実態に近い。歯がゆい何かが焦燥感の原因なのかもしれないと感じています。