はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

元号という意識的節目

 まもなく平成が終わることから、物事を一区切りしようという思潮が見られます。また、ここ約30年の歳月を一般化して昭和のそれと比較したり、平成らしさを言語化することも流行りです。

 戦争はなかったけれども飛躍もなく、むしろ衰退の始まりを予感させる時代だったとか、がむしゃらな向上心が失われ、安易な目標に満足する欲の少ない人たちの時代とか、様々に言われている言葉は、確かにある一面を表現しているかのように感じます。

 日本人が元号を感覚的感情的な括りとしているのは確かであり、その意味において今後もしばらくは使われていくのでしょう。