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肉筆原稿

 昨日、鎌倉文学館で特別展の三島由紀夫をはじめ、いろいろな作家の肉筆原稿が展示されているのを見ました。筆記用具や字の書体、丁寧さなど様々であり、とても興味深いものでした。

 恐らく今多くの作家はコンピュータで小説を書いているのだと思います。するとこのような展示はなくなっていくのかもしれません。自筆の場合、作家の個性が文字から伝わるだけではなく、推敲過程がほの見えるという魅力があります。

 現在の作家にも万年筆や原稿用紙にこだわりを持っている人もいます。完成までのさまざまな要素もまた作品であると考えました。