時短ゆえに
働き方改革のなのもと労働時間の短縮がトップダウンで行われています。残業をさせないことが管理職の任務になったようです。面倒なのがいわゆる働き甲斐の低下にも繋がってしまうことなのではないでしょうか。
労働時間と生活時間を対立関係で捉えるのは、今日の多数意見のようです。収入のために自由な時間を犠牲にして働いているという考え方です。これはアメリカやヨーロッパなどの価値観であり、日本の伝統的な考え方とは違うと考えます。
仕事に生きがいを感じ、家族もともに働くというのが日本人に適した働き方なのではないでしょうか。時間の問題だけで解決しない労働や家族に対する考え方が考慮されない限り、働き方改革は機能しないように感じるのです。
時短して精神的ストレスが減るどころか増える人もいます。もう少しこの策には奥の配慮がいります。