世界の中心
世界の中心に自分がいるという考え方は様々な立場から否定されています。人間が人との関係を基盤にして生きている以上、私たちは常に他人と位置をはかっていることになります。中心ではなく相対関係で自らを認識しているわけです。
だから私たちの悩みの大半は自分がどの位置にいるのかを見定めることにあります。自分の位置が認識できないときに不安になって気持ちが荒れます。
自分が真ん中だという気負いを止めるだけでも緊張の緩和に役立つことがあります。とにかく生きているという実感を持つことが解決につながります。