はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

味のある顔

 かなり前は自分の容姿について最低限の自信をもっていました。つまり、自分は少なくとも十人並みの見た目はあるのではないかと。しかし、あらゆる経験のもとでそれが幻想に過ぎないことを知るに至りました。

 ところが最近、美意識について大きな変革が自分の中で起きています。味のある顔ということが分かってきたのです。人の魅力は決して一つの基準では決まらない。その人にしか出せない魅力があるのです。

 私はそうしたことがあることをかなり前から知っているつもりでした。でも本当に心から感じることができるようになったのはごく最近です。

 その人にしか出せない魅力、その人にしか生み出すことのできない何かに私たちは限りない魅力を感じるのです。