はてなの毎日

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国語の試験に

 センター試験の記述問題の出題が見送られたとのことですね。私は当然の成り行きだと考えています。記述といいながらさまざまな縛りをつけて書かせるやり方は決して読解力も表現力も測れません。分かるのは要領のよさだけです。

 記述問題がなくなっても大きな出題形式の変化があることは変わらないようです。文学作品や評論の読解よりも実用的な文章を読ませることや、大量の資料を読むことが求められます。個人的には将来人工知能に任せた方がよい分野のもので、より深い読解を試すものの方がよいと考えます。ただ、多数の受験生が受ける問題であるので、この程度でも構わないともいえそうです。

 大学には二次試験を頑張ってほしい。本当に欲しい学生を選抜する試験をぜひ自学本位で実施してほしいものです。