はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

さあやってみましょう

 教え方改革にも取り組んでいる私なのですが、気がつけばチョーク・アンド・トークになっている。言っていることとやっていることが違うのです。

 一斉授業の方が教える側には達成感がある。テストをやってもその方が平均点が高い。それもそのはず、自分の言ったことをどれだけ覚えたのかを試しているだけなのですから。

 ただ、それが本当の思考力に結びついているのかといえばあやしいところがある。短期記憶で使い果たしたものは再利用ができないことが多い。私たちが伝えたいのは歩き方であり、泳ぎ方であり、自転車の乗り方です。つまり道が違っても応用できる力です。

 そのためには一方的に話すだけではだめで、自分でやってみることが大切です。その機会をどう演出していくのか。さあやってみましょうと何回言えるのかが私の課題になりそうです。