ベテルギウス
オリオン座のベテルギウスの明るさが著しく減退しているとのことです。今夜は月の近くにあるせいか一層暗さが際立っています。
冬は明るい星が多く見えます。ベテルギウスはいわゆる冬の大三角の一角をなす目立つ星なのですが、確かに勢いがない。星の一生の中では晩年に当たる星で、間もなく超新星爆発が起きるのではないかとも言われています。その間もなくが今日なのか何十万年後なのかはわからないそうなのです。さらに地球との距離は642光年もあり、その分の時差がある訳です。
ベテルギウスが万一爆発したらどうなるかというシミュレーションが動画サイトに出ています。このレベルになるともう何もできることはない。私たちは様々な偶然の中で生きているということを改めて考えさせられます。