差別にならぬよう
新型肺炎感染予防策として中国と韓国からの入国を制限することが決定されたようです。これ以上の感染を防ぐための手段ということですが、水際作戦としては遅すぎ、差別にもなりかねない虞があるのは残念です。
恐らく日本人も今後入国制限を受けることは間違いありません。風邪をひいたらよその家に行かないのはエチケットですから我慢するしかないでしょう。ただ、国籍だけで無差別に入国制限すると様々な弊害があります。困難な手続きもあるでしょうが必要な人的交流まで絶やすことがないように十分に配慮する必要があります。
終息のめどがたたないことが大きな不安要素です。ただ自分の周辺に罹患した知人は誰もいないという事実も忘れてはなりません。恐れ過ぎずに恐れるという知恵が必要なのです。