柔軟に考える

　マスク不足をどうすればいいのか。遠隔授業の話題として中学生に聞いてみました。外出を控える。手作りするなどの答えが多い中で、なかなか面白い考えもありました。

　暇を持て余している全国の中学生にマスクを手づくりさせるというのは、いかにも彼ららしい。家庭の使用分がそれで補えるならば一定の効果はありそうです。台湾のように政府がマスク生産を統制するというのはニュースをよく見て（読んで）いることが伺えます。失業した人に国や自治体が主導してマスク生産の職を斡旋するというのは運用方法に検討の余地があるものの社会をマクロで捉えようとする慧眼と考えました。

　自民党政権はとにかく配ることに解決を求めようとしましたがそれだけが答えではありません。柔軟に事態を捉える子どもたちにも意見を求める価値はありそうです。