はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

対面する意味

 密を避けなくてはならない今日の状況だからこそ、対面してコミュニケーションすることの意味を問い直さなければなりません。リモートではできない何かを把握しておくべきなのです。

 一向にウイルス感染の収束は見えす、まして終息などかなり先の話のようです。そんな中で、場所を同じくしなくてもできることは、ICTの助けを借りてやってしまおうというのがいまの風潮です。

 しかし、なんでもできそうな気分にほなれても実はできないことが大半であるという現実に直面します。うまくできない原因の大半は技術的な限界に起因します。仮に技術が飛躍的に発展して、バーチャルとリアルとの境目がほとんど消えてしまったらどうなのかと考えてみましょう。それでも対面する意味が残存するのでしょうか。

 まだない状態を取り越し苦労で考えても意味がありません。でも、やはりメディアでは越えられない何かは残るのではないかと予想するのです。そう考える、感じる根拠は何か。それを考えていかなくてはなりません。