はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

文章作法

 機械翻訳の精度は日々向上しています。ただ、実用性は今ひとつで完全に委ねることはできません。滑稽な訳になることも多く、注意が必要です。

 私には文章作成上2つの動機があります。一つは機械に代替できない個性的かつ味のある文章を書くという思いです。よく読まないと分からないが、読むたびに分かってくる。しかも心にしみてくるといった種類の文章です。これはこの数年、私が心がけてきては失敗してきた文章作法です。

 もう一つは、日本語初級の人にも過たず意思を伝えることができる文の作成です。用語もありますが、何よりも文の構造を単純にして誤解を防ぐというやり方です。

 この二つは反対の方向を向いているようですが、私にとってはどちらも大切な目標です。機械翻訳されてもいいたいことが伝わり、品格や文学性も損なわれない。本当はそんな文が書きたい。ブログを書き続けるのもそのような目標に近づくための稽古なのです。