岡本太郎美術館に行ってきました。太陽の塔で有名な岡本の芸術は独特です。かつて「芸術は爆発だ」という名言で誰でも知る存在でした。CMに参加するなどマルチな活動をする芸術家としても先駆的な存在でした。
その絵画や彫刻を改めて鑑賞すると、芸術書道のような趣があると感じました。独特の絵画や造形の核には墨で書かれた文字が隠れているようでした。もちろん、それは漢字というわけではない。対称を文字のようなものに抽象化してそれをえがくといったものを感じたのです。
ピカソと対比されることも多いですが、もっと東洋的なものを感じました。