はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

授業内復習

 生徒のノートを点検していて気づいたことを自分ための備忘録として書いておきます。予想通り、板書したことをただ忠実に写しているだけでした。これでは短期記憶の材にしかならない。

 もちろん中には私が話した冗談までメモしてくれた生徒もいました。それはそれで素晴らしいノートなのですが、ここに思考の跡は残っていない。教員の話したことを忠実に復唱する力を私は求めていない。大切なのは自ら考え答えを出す力です。

 ノートのどこがいけないのかと考えると、自分の思考の形跡がないことにあります。教員の話を鵜呑みにしているに過ぎない。それは学びとは言えないものです。

 どうしたら自ら学ぶことができるのか。それは自分で考えた形跡を残すことにあるのではないか。そこで私は授業内復習の時間を設けようと考えました。

 毎時間、授業を5分早く切り上げ、その時間に得たこと、感想(批判も可とする)を書かせる。何名かに発表させてもいい。この段階を入れるだけで自ら考える時間を設けようと考えました。本来ならば家庭でやってほしいことなのですが、理想よりも実質をとりたい。ちょっとした意識改革をしてもらう方法です。

勉強にも体力がいる

 頭はいいが体力がないという話はよく聞きます。机に向かって何かをすることには体力は不要で、スポーツには体力がいる。頭でっかち、筋肉ばか、などの言い方もよく言われています。これはどうも違うようです。

 確かに頭脳派、体育会系といった分類はよくなされます。そして、納得がいく場合も多い。しかし、そもそも身体の一部である脳を別に扱うこと自体がおかしいのです。考えるにも体力が要ります。

 私も馬齢を重ね、認めたくはありませんが以前に比べると疲れやすくなっています。疲労が蓄積すると思考すること自体が億劫になり、さらには身体全体が制御不可能になります。一方、持久力を必要とするアスリートや探検家冒険家の話や著書の中には含蓄の多いものが多く、頭脳もまた探究心に深いものがあると察せられます。

 したがって、脳も身体の一部である以上、体力の向上は不可欠であると実感するのです。

入試の方針

 すでに一部の学校では来年度の入学者の選抜試験が始まっています。筆記試験に止まらない多様な選抜方法を目指している流れがあります。すると、年が明けてからでは間に合わないのです。

 昨今、一部の大学で女子や多浪生に対して不利な選抜をしたことが報じられています。選ぶ方の方針が選抜に影響することは仕方がないことですが、それならばその方針を公表しなければなりません。少なくとも学校という場においてはそうした手続きは不可欠です。

 今年も様々な入試が行われます。合格者も不合格者も出る人生の岐路です。それだけに納得いく選抜を期待します。

ここで閉まります

 ラッシュアワーの駅員さんの苦労は察するに余りあります。人は混雑すると怒りっぽくなりますし、万一事故が発生したときは臨機応変の対応が必要です。マナーの悪い客にも注意はできず、痴漢の報告があれば警察代わりの行動もされるのでしょう。

 そんな駅員さんのラッシュアワーのアナウンスには様々な工夫があります。客にお勤めご苦労さま、いってらっしゃいませとねぎらいの挨拶をし、駆け込み乗車をやんわりと制する一方で、乗り切れなかった人にはただ今の電車をお見送りくださいましてありがとうございますと、あたかも厚意のごとく扱います。

 最近、耳にした傑作は、ここでドアが閉まります、というアナウンスです。ドアが閉まることが決まり切った運命であるかのような、そしてそれに抗うことはできないかのような雰囲気を瞬時に醸し出すところはさすがだと思いました。でもこの言い回しも何度か聞けば刺激がなくなるはずです。

 そんな言葉のテクニックを考えるのも駅員さんの苦労の一つです。

手袋

 昨日から手袋をはめて通勤しています。手袋をするとボタンがはめられなかったり、鞄のファスナーがつかめなかったりします。指先の感覚というのが大変繊細なものであると改めて感じます。多くの情報を指から感受していたという事実を改めて感じています。

情報端末

 中国製品の通信機器や情報端末の公的機関からの排除がニュースになっています。かつてはあやしいメーカーであった中国の製品は現在では最新の技術を安価に提供するメーカーになっています。携帯電話などではファーウェイの製品は年々シェアを伸ばしています。

 情報が国家や大企業に掌握されているという指摘は以前からあり、事実であるとの意見も多数あります。これは中国だけでなく、アメリカもそうで、もうどうしようもありません。わが国に通信網を管理開発する技術がないのが原因ならば、まずはそれを対策するべきではないでしょうか。

 ただ、主体が日本国内の機関にあればやや安心ということに過ぎないのかもしれません。情報管理は大きな問題です。