はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

動じるな

株価がほぼ全面安になりました。いろいろな要因が作用していますが、あまり動揺してはならないと考えます。嵐のあとに幸あり。そう考えることにしました。

数字は主観的

感染者の人数が毎日増えていく中で、数字の持つ意味がだんだん分からなくなっていっています。2は1の2倍ですが、ある程度の数字を超えるともう分からなくなる。子供の言葉でいう「いっぱい」の段階に入ってしまうのです。それは数字は客観性を保証するとい…

岩手県でも感染

今日岩手県でもコロナウイルス感染者が出たという報道があり、すべての都道府県で感染者が認定されたことになります。この後も増え続けることが予想されています。感染を防ぐ努力を続ける一方で、感染した人の心身のケアも大切になります。 地方では感染者が…

集中力

言い訳ではありませんが、最近集中力が落ちているのはやはり加齢と関係がありそうです。心身は相関しており、独立しているものではないということです。 もちろん体力が大きければ精神力も強いという訳ではありません。これらは他人と比べても意味がありませ…

対面販売

ものを売ることの意味を考え直すこの頃です。安いものを買うというならば通販でも十分です。その方が安いことも多い。 ただし物を買うということは単に物品の入手ではないとも感じます。対面して物を買ったときに得られる満足感への評価がどこかに消えていま…

教科書に載っている古典(5) 阿蘇の史、盗人にあひてのがるること(今昔物語集)

昔の話だ。阿蘇某という史(4等官)がいた。身なりは小さいが、肝っ玉は恐ろしく座った人であった。 彼の家は西の京にあったので、公務があって参内し、夜が更けて家に帰るときに、東の中の御門から出て、牛車に乗って東大宮通りを南に進めさせて行くときに…

ダムはいいのか

球磨川の水害をダムによる治水ができなかったからという意見があります。データを示されるとそうかもしれないとも思います。一方で中国の三峡ダムが変形しつつあるという報道に接するとダムのもたらす大災害を考えてしまいます。治水は大昔から人を悩まして…

写真の芸術性

先日、ザ・ミュージアムBunkamuraで開催中の「永遠のソール・ライター」という展示を観てきました。ニューヨークで活躍した写真家で、芸術写真の開拓者といわれている人らしいです。 写真は工業製品であるカメラを使うために芸術の範疇から外れるのではない…

教科書に載っている古典(4) 沙石集「猿、恩を知ること」

今からそれほど昔ではない時代の話だ。伊豆の国のある所の地頭はその時若者であった。狩りをしたついでに猿を一匹生け捕りにして、家の柱に縛り付けておいた。その時は尼君となっていた地頭の母親は慈悲深い人であったので、「ああかわいそうに、どんなにか…

変な英語

最近、政治家が使う変な英語が気になりだしました。外来語は日本語にそれを差し示す語彙がないときに使われますがどうもそうではないようです。 オーバーシュートやステイホームにとどまらず、ゴートゥーまでまるで一昔前の芸人のことばのような感じさえしま…

弱み

誰にでも弱みはあります。私たちは弱みだらけです。かつては弱みを見せることを恥辱と考えていました。今でもその考えは基本的には変わりません。 ただ、最近は弱みを隠し遂せることができなくなりました。やりたくてもできないことはできないのです。開き直…

三峡ダム

中国の三峡ダムの上空からの写真が気になる形をしています。思った以上に劣化が進んでいる可能性を感じさせます。もっともこういう画像はいくらでも加工できるものであり直ちに事実だとは言えません。記録的な大雨が続いているとのことなのでどうか何事もな…

オフラインのオンライン

オンライン授業の方法を学んだ今年の上半期でしたが、いまはそれをやらなくてもいい幸せを感じています。やはり直接教える方が効率がいいのです。ただ、ここ数日のコロナウイルス感染者数の推移を見るに再び外出自粛要請があることは十分に考えられます。ま…

若さ

若さがいつまでも保てたならと思うことがあります。この歳になるといろいろと不都合なことが出てきます。容姿容貌の変化は致し方ない。衰えてほしくないのは気力です。何かをやろうというときにそれを支える力が落ちていると実感することが多くなりました。…

手書きの味

効率化とは逆行してしまうのですが手書きのよさはやはりあります。わずかなレイアウトデザインは手書きにして始めて可能になるものです。大袈裟にいえばそういう芸術性がやる気を生み出します。その意味では細部に拘って書くことは大切なのです。

膠着状態

現在の状態は膠着状態ではないかと思います。というよりそう思おうとしているというのが真実です。進歩や進展が顕在化しないときは、私たちは後退しているように感じます。ただどんなときでも前には進んでいるのです。何かとの膠着状態に陥っていると考える…

疲労

仕事からの帰路は形容し難い疲労感に包まれます。それは後悔であったり、達成感であったり、多くの場合はその要素がブレンドされています。日によりその配合比が異なり、それがさまざまな感慨を生み出します。それらに対する方法を時々忘れることがあります…

実感がなくても

日々の生活に手応えが感じられなくても焦る必要はありません。もともと日常はあまり変化のないものに見えるものです。 でも、実は小さな変化が絶え間なく続いている。それが新しいものを生み出すきっかけになっているのです。 日常の地平は決して平らではな…

マスクで演劇

仮面舞踏会でもやろうか。そんなことも言いたくなる状況になっています。学校演劇の世界ではウィズコロナの演劇スタイルとして非接触、距離確保、マスク着用を条件に舞台を始める計画を立てています。 まったくやらないのに比べれば大きな全身ではありますが…

なければ

自分の今の気分にふさわしい歌を探してみたのですが、どれも当てはまらない気がしてなりません。人の気持ちはそれぞれなのでそう簡単に当て嵌まるのものがある訳がない。ならば自分で作るしかない。創作の始まりはそういう欠乏感にあるはずです。なければ自…

新基準

コロナウイルス感染の人数が連日200名以上となっている東京都ですが、今のところかつての自粛要請は出ていません。基準が変わったのです。 これを疑問視する人もいるようです。理屈で考えるとおかしいところもあります。ただ、言えることは経済活動を止める…

見ためより

見ためで人は大半を判断すると言われます。経験上それはかなり正しい。私たちは第一印象から自由になることは難しいといえます。 見ためより中身で判断することが大切だといっても実際には外見で人は判断されています。これをどう克服するのか。それが課題と…

文章作法

機械翻訳の精度は日々向上しています。ただ、実用性は今ひとつで完全に委ねることはできません。滑稽な訳になることも多く、注意が必要です。 私には文章作成上2つの動機があります。一つは機械に代替できない個性的かつ味のある文章を書くという思いです。…

格差拡張

遠隔教育の可能性を発見したここ数ヶ月ですが、逆にその限界も見えてきました。言えることはリモート教育は格差を広げるということです。 まず人間以外の要因から考えます。ICTの保有格差は学習成果と関連してしまいそうです。優秀な端末を持つことや、ネッ…

七夕

新暦の七夕は梅雨のただ中であり、牽牛織女の星星も遅くならないと見えてきません。新暦と旧暦の間でもっとも季節感の齟齬がある節句の一つです。 願いごとを短冊に書く歴史もさほど遡らないという説もあります。ただ、歴史がどうであれ、素直に思いを言葉に…

さまざまなゴール

世の中が効率化や生産性を喧伝しすぎるととても窮屈になっていきます。正解は実は多様性に富んでいるのに、自己否定してしまう。余裕のない状況は人間性を深く傷つけます。 人生のあり方がカタログのように類型化され、それに漏れるとまるで盤面こら弾き飛ば…

美術館

美術館に行くのが最近の趣味の一つになりました。美意識というものが何なのかを考える時間にしています。 何が美しいと感じるのか。それは人によって違って構わないと思います。ただ、多くの人が美しいと感じるものは何かを知ることは大切です。古典を知るこ…

疲労蓄積

生活のリズムが大きく変わったこの1月でした。疲労は知らないうちに蓄積しており、気がつけば居眠りしてしまう体たらくです。気分を入れかえて何とか乗り切りたいと考えています。

対面する意味

密を避けなくてはならない今日の状況だからこそ、対面してコミュニケーションすることの意味を問い直さなければなりません。リモートではできない何かを把握しておくべきなのです。 一向にウイルス感染の収束は見えす、まして終息などかなり先の話のようです…

詩の表現

韻文の表現について考える機会をえました。詩歌の表現は感性に関する内容を多く含みます。曖昧さは伴いますが、論理的な表現では覆うことができない表現の幅を示すことができます。 私たちの表現は決して首尾一貫した論理的思考回路によるものではありません…