はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

教育

格差拡張

遠隔教育の可能性を発見したここ数ヶ月ですが、逆にその限界も見えてきました。言えることはリモート教育は格差を広げるということです。 まず人間以外の要因から考えます。ICTの保有格差は学習成果と関連してしまいそうです。優秀な端末を持つことや、ネッ…

宝箱

私の仕事の一つに生徒の感性を大切にしながらそれを引き出すという点があります。これは数値化できない個性を見出し、本人に肯定的に受け入れさせるということになります。 理想は前段で述べましたが実際は簡単ではありません。何よりも自らが不安定な人格の…

読み書きパソコン

リモート学習を強いられた状況で、学校や地域のデジタルディバイドが明らかになりました。パソコンのハードルをいかに下げるのかが今後の教育界の至急の課題です。 教育用コンピュータになぜ日本企業が目をつけないのかは昔から疑問に思っていたことです。決…

ネット句会

リモート授業の一つとして俳句会をネット上でやってみました。その上で俳句とはどのような文学なのかを考える機会を得ました。 生徒の作品をフォームで投句させ、それを匿名にして再びフォームにして選句させる。基本的にはこの方法で句会のようなものはでき…

テスト

フォームをつかってテストを作っています。いいところは回収と採点、返却が瞬く間にできることです。またルーブリックによる採点という技も簡単にできるので助かります。 しかし、やはり細かいところで筆記試験でないとできないことは多い。生徒の立場からし…

長期化に備え

一向に終息の気配がないウイルス流行の現状をどうすればいいのか。次の段階を考えるときがきています。このままでは生産活動が終わってしまう。そんな危機感が一層深刻になってきました。 まずは完全に在宅勤務になったときにできることをもう一度洗いなおし…

教育格差

学校閉鎖のなかでの学力確保は我々教員の至急課題です。幸い私の勤務している学校にはインターネットの環境が整いつつあります。生徒一人ひとりに端末をもたせたことで授業の代替措置はなんとかとれました。 しかし、学校によって、さらには家庭によって学習…

オンライン+

遠隔授業を余儀なくされているいま、やらないよりはやった方がいいという考え方で準備を進めています。実際にはいろいろと試行錯誤をつづけており、やりながら考えるというのが現実です。 オンラインでなんでもできるとは思っていません。むしろ実感を伴わな…

会いたい

同僚の若い教員がため息のように「早く生徒に会いたい」と繰り返しています。しかし、その願いは叶えられそうもありません。 都立高校がくだした大型連休までの休校という措置は学校のコロナウイルス対策の基準になりそうです。感染者を出したり、まして重症…

ふれあわないで

ふれあいなしで教育なんてできるのでしょうか。昨今の汚染社会の中で本当の教育のあり方が見直されています。 教えることだけならインターネットでもできるという人に対して、私は強い違和感を覚えました。嫌悪感という方が近い。ところがウイルス感染予防と…

電子添削

電子添削が目下の課題です。ただし、幾つかの条件をこなさなくてはならない。今日は自分のための作業メモです。 まず所与の条件を踏まえなくてはなりません。 生徒が使えるのはChromebookであり、アプリはG-suiteの中に含まれているものだけで行う。アドイン…

悔しいが

テレワークならぬテレエデュケーションを強いられる状況にあって、いままであまり重視してこなかったデジタルサービスへのリテラシーを高める必要性が生じています。まずはG-Suiteの活用という自己課題を課しています。 生徒側の端末としてChromebookを標準…

学校再開を

コロナウイルス感染対策で学校閉鎖が続いています。まもなく学期終了となりますが、新年度からは通常授業ができるかもしれません。 政府の方針として発表された情報によれば、新学期からの学校再開は一定の配慮のもとに認めるというものです。概ね賛成です。…

学力を下げるな

ウイルス騒動で学校閉鎖が続いています。一定の予防効果はあるにしても、それ以上に心配なのは生徒諸君の学力低下です。 歳をとると分かるのですが、若いときにしかできないことは確かにあります。教科書や問題集を使って行う学習もそうですが、仲間と協力し…

評価の変化

今日からセンター試験が行われます。関東地方は冷え込みが激しく積雪さえ懸念されていますが、受験生に不利にならないよう祈ります。 今年でセンター試験は終了します。高校生の基礎学力を測る試験はその主旨や方法は巡って批判を受け、変更を余儀なくされた…

さあやってみましょう

教え方改革にも取り組んでいる私なのですが、気がつけばチョーク・アンド・トークになっている。言っていることとやっていることが違うのです。 一斉授業の方が教える側には達成感がある。テストをやってもその方が平均点が高い。それもそのはず、自分の言っ…

国語の試験に

センター試験の記述問題の出題が見送られたとのことですね。私は当然の成り行きだと考えています。記述といいながらさまざまな縛りをつけて書かせるやり方は決して読解力も表現力も測れません。分かるのは要領のよさだけです。 記述問題がなくなっても大きな…

反デジタル手法

教育の世界においてもさまざまなICTが活用される中で敢えてデジタルに頼らない手法も必要だと考えています。どれか一つにするのではなく、それぞれのよい点を活用すべきです。 バレットジャーナルという時系列順の手書きメモ帳が注目されています。手書きの…

地域の力で

学校教育の現場で部活動まで行うことが次第に困難になっているのはよく知られています。教員が時間外労働を行い、休日出勤までしてカバーしている現状をどうにかしなくてはなりません。教員はあくまで教科指導と生活指導に専念すべきであり、部活動顧問が本…

教育補助

将来やりたいこととして考えていることは教員のサポート業務です。教員を支えることで教育自体がより本来の目的に進んでくれるのではないかと考えています。 教員がブラックな仕事と考えられているのは業務の多忙さと労働時間の長さにあります。それは業務内…

日本企業のChromebook進出

NECがChromebookに参入することが決まったというニュースがありました。教育用のICTとしてアメリカでは主流である機器ですが、日本メーカーが事実上手付かずであった分野への再参入ということになります。少々期待しています。 Chromebookは簡単に言えばChro…

付加価値

教科の学習を完璧に教えることすら難しいのですが、これからの教育活動において必要なのは付加価値のある総合的な学習です。これが各学校のセールスポイントになってくるでしょう。受験生はどのような付加価値を期待するのかで学校を選ぶ基準になるかもしれ…

大臣の失言にとどまらず

文科相の不用意かつ不適切な発言により、大学入試改革は根幹から再検討が求められることになりました。 英語能力の外部委託という構想は、それをどのように実施するのかを検討しないまま進められてきました。受検会場が大都市にしかない検定試験も多数存在し…

それもいいね

アクティブラーニングの定義についていまだに悩み、決められずにいます。ここでいうアクティブとは方法論ではなく、学習者が主体的に物事を考えたか否かにあると考えられます。つまり話し合いや発表をすることがアクティブラーニングではない。いわゆる座学…

精神論でもいい

学習成績に遺伝的な才能がもたらす影響はやはり大きいそうです。生物学のような統計的なレベルでいうならばその差は歴然としており、誰もが努力をすれば等しく高次元に達することができると考えるのは幻想だというのです。 そのような事実があることは承知の…

期待

教育という職業の動機は次世代を託す人物を育成しているという自覚にあります。夢というよりは切実な願望といった方が適切かもしれません。 昔、上級軍人を育成するために徹底的にしごく教育担当の軍人の映画を見たとき、どこかで共感する何かを感じました。…

発動させる力

教員の仕事の大部分を占めるのが学びたくなる気持ちを作ることだと感じています。偉大な師匠はそこに近づくだけで学ばなくてはならないという気持ちを起こさせます。それが幻想でも思い込みでも構わない。とにかく学ぶ気持ちを起こさせたらそれは立派な教師…

活躍のさせ方

普段はどうしても消極的な生徒が突然いきいきと活動することがあります。多くの教員が経験していることであり、注目すべきことです。 消極的な行動の理由は、多くの場合、自信のなさに起因しています。自分のやることに信用が持てない結果、周囲を見回して他…

実感的学習

最近思うのは学習は実感が伴わないと頭に入らないということです。効率的だといわれる方法がほとんど役に立たないのは、実感が足りないのです。 精巧なシミュレーションで練習してもなかなか腕が上がらないのに、実際に現場に立ってみるとすぐに技能が身につ…

得意を伸ばす

最近はつくづく得意を伸ばすことの重要性を感じています。何でもそつなくやるのは大切ですが、それが機械に代替されてしまうかもしれない。大切なのは得意分野で突き抜けることなのでしょう。 すべての教養の基礎作りをするのが私たち教員の役割であることは…