はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

入試の時期

9月入学の是非をめぐっては国際化と関連づけられていますが、季節的な制約も考えるべきです。今の季節は雪の影響やインフルエンザの流行もあるので、試験の時期としてはふさわしくありません。

知識のパッケージ

ちょっとしたSFを考えています。コンピュータに挿すメモリのようにある特定のアクセサリーをつけると急に知識やスキルが身につくというものが生まれたとしたら、教育や社会はどう変わるかというのが趣向です。 だいたいのオチはついているのですが、意外な結…

繰り返し

日常生活は実は毎日が新鮮な経験の連続なのに、私たちはそれをある程度の枠組みを設けて同一視し、繰り返しであると考えます。何一つ同じことは起きないのに、それを退屈な繰り返しと考えるのは、おそらく環境に適応するために人間が編み出した究極の知恵か…

公務員給与の減額

地方公務員の給与が減額されることがほぼ決定しそうです。国家公務員との格差をなくすというのが建前のようですが、小さな政府を目標とする政権の基本姿勢には欠かせないことなのでしょう。しかし、地方自治体によっては危機的な状況にあるところもあり、一…

電子書籍

これまで抵抗感があってどうしても手が出なかった電子書籍ですが、最近になってよく利用するようになりました。本を画面で読むということ自体に対する情緒的違和感がなかなか払拭できなかったというのが主因ですが、そのほかにも買える本の量的な少なさ、種…

冷え込み

今日は一段と寒い日になりました。 こういう日は関東の青空の向こうに富山の空を思い浮かべます。今冬は雪が多いと聞きますがいかがなものなのでしょうか。 魚津の僧ヶ岳の雪渓などを懐かしく思い出しています。

出会い、経験

先日、ある方から高校時代には出会いと経験の蓄積が大事だというお話を伺いました。自分の世界観を広げ、可能性を意識することが、自己の肯定感や向上心に繋がるという訳です。 教員という仕事がこの点に寄与できるとしたらなにか。とりわけ平素の授業の中で…

映画パンフレットのデジタル版があれば

レンタルビデオなどで借りた映画で困るのはキャストやスタッフなどの詳細な情報が分かりにくいことです。もちろん、ネット上に溢れている様々な情報があるので、大抵のことは分かるのですが、便利ではありません。 たとえば映画館で売っているパンフレットの…

人質の扱い

アルジェリアのテロで多くの人質が犠牲になったことは残念であり、心からの憤りを感じます。人質を巻き込んだテロリストの卑劣な行動はいかなる理由があろうと決して認められません。 そして、おそらく多くの日本人は人質の存在を確認しながらも攻撃を続けた…

雪にはならず

今朝、東京は弱い雨が降りました。結局、雪にはなりませんでした。例年、これから積雪のある日が数日あります。雪に弱い東京のこと、交通機関が麻痺した時のシミュレーションを考えておきます。

現代文の古典

センター試験「国語」の第1問は小林秀雄の文章から主題されていました。小林秀雄といえば私が受験生であったころにすでに国語の出題文の「常連」であり、その知的飛躍に富んだ独創的な文体に知識不足の高校生は面食らいました。友人に小林秀雄の文章は奥が深…

Koboで復活

私にとっては大変便利なメモ用モバイル端末であるNECのLifeTouchNOTEに復活のチャンスが来ました。アンドロイド2.2で動く旧型の機械はだんだん肩身が狭くなってきているのですが、このほど楽天の電子書籍サービスのKoboがアンドロイド端末用のソフトをリ…

解け残り

雪の日から5日経ちました。大方の雪は解けたのですがまだ日陰などにはかなりの解け残りがあります。鹿の子まだらという言葉がふさわしいような風景もあり、非日常の風景が続いています。 朝の駅の土手には弱いけれど確実な春の兆しがありました。少しずつ、…

野良猫クラブ

私が使う駅前の小さなロータリーの真ん中には数本の楠が立っており、季節に応じて様々な景を見せてくれます。その木陰には猫がすみついており、朝の通勤時間には駆け足の人間たちを前に居眠りをきめこんでいます。野良猫にありがちな様々な害は聞いたことが…

準国産旅客機の問題点

相次いで故障が報告されているボーイング787型旅客機は、素材や駆動システムにおいて画期的な技術が施されているハイテク機体といいます。機体の各所に日本製品が使われ、その意味において準国産機と呼ぶ人もいます。それゆえに今回の事故はとても残念で…

最後の一画

教員は毎日が反省の連続です。私は授業が完璧にできたと満足したことがありません。もちろんあるときにはかなりうまくいったという達成感を持つことがあります。しかし、それは多くの場合自己満足であり、後ほど生徒の感想を聞く機会があった場合、自分の考…

携帯電話用サイトの閉鎖

携帯電話のショップにいくと陳列されているのはほとんどスマートフォンです。私のようにいまだに従来型のいわゆるガラケーを愛用しているものにとっては肩身が狭い。いかに通信障害の噂があろうと通信費が割高であろうと、この流れはもう変えられるものでは…

雪上歩行

東京の雪は上がり、今朝は何もなかったような青空が広がっています。ただ残された大量の雪が消えるまでは油断できません。シャーベット状態や凍結した路面が事故の原因になります。 雪上を歩くにはあまり重心をあげないことや、接地面積を大きくして歩くとい…

初雪

今朝は雪。私の住む町田市ではすでに積雪があります。東京では雪が降ることはめったになく、まして積雪となれば事件に匹敵することです。備えのない住民にとってはさまざまな障害が起きますし、思わぬ事故を巻き起こすことにつながりかねません。特に自動車…

安全性への転換

最新型の新幹線は速度より制動力に重点を置いたとのことです。ある意味これからの科学技術のあり方を象徴する事実です。開業以来、重大な事故もなく営業を続けている新幹線は日本が世界に誇る技術力と言えます。東日本大震災の時も、それ以前の中越地震の時…

発展史観と回顧

昔の映像などを見る時に思わずこみあげる懐かしさに加えて、あの頃はまだああだった、今より不便だったな、などという思いを持つことがあります。これは昔より今の方が少なくとも技術や制度などの面において優れているという一種の発展史観に基づいているこ…

シーズンチケット

来季はJFLで戦うことになったFC町田ゼルビアのシーズンチケットの会員向け販売が始まりました。とても全試合にはいけませんし、何日かは試合が組まれるはずの土曜日は私にとっては平日なので、躊躇します。でも一種の寄付と考えて買うことになると思います。…

新島八重のこと

同志社女子大学の発行した「同志社の母 新島八重」を読み終えました。激動の時代を生きたハンサムウーマンという八重の人生についての概説です。会津藩時代は官軍と戦陣で戦い、京都に移転して新島襄の妻となってからは教育者、篤志家として活動し、夫の死後…

暗さになれて

店舗でも駅でも、そして通勤電車でも蛍光灯の数を減らす節電の試みはいまだ続いています。震災直後はかなりの違和感を覚えましたが、いまはほとんど意識することがありません。こういうのは慣れが解決します。むしろ、それ以前の明るすぎた状態が異常だった…

アニメ声から絶叫へ

衣料品売り場、とりわけ若い女性の衣料品店の販売員はどうしてアニメのキャラクターのような高く舌っ足らずの声で話すのでしょうか。しかも機械的に繰り返される「いらっしゃいますぇー」はなんとも奇異です。 ある考察によればああいう発声は遠くまで通る周…

百家争鳴

新聞を読んでいるとこれからの日本の政治に関していろいろな立場の人たちが、それぞれの視点で持論を展開しています。まさに百家争鳴の呈をなしています。今日読んだ記事でもたとえば尖閣諸島をめぐる日中の対立に関して、国際司法への提訴を受けて立つこと…

ドラマ・リテラシー

昨年の大河ドラマが低視聴率に終わったことに対して私は視聴者のドラマ・リテラシーの低下という観点で考えています。確かにドラマの筋そのものがつまらなかったという見方もあるかもしれません。いや、それが第一の原因であることは間違いないでしょう。た…

衆愚か民意か

民主党政権の失敗をさまざまな論者が論っていますが、その多くは民主党の無策を非難するものです。そもそもこの政権が誕生したのは自民党のあまりにもふがいない政権運営に対する国民の怒りを得票源にしたものでした。もちろん甘すぎるマニフェストに釣られ…

映画 レ・ミゼラブル

話題の映画「レ・ミゼラブル」を観てきました。ミュージカルの世界をそのまま映像化した作品であり、物語はほぼ全編歌によって進行します。映画俳優も歌を猛特訓したとかでなかなかの歌唱力でした。上演史の長い作品だけあってかなりの完成度です。フランス…

父の年賀状

毎年、父親に届く年賀状の多さには驚いていました。多いときは1000枚近くまであり、そのせいもあってお年玉くじの末等の当選はかなりあったことを覚えています。その父も、一昨年の発病により、文字の読み書きができなくなりました。その他の生活は何不自由…