はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

野良猫クラブ

 私が使う駅前の小さなロータリーの真ん中には数本の楠が立っており、季節に応じて様々な景を見せてくれます。その木陰には猫がすみついており、朝の通勤時間には駆け足の人間たちを前に居眠りをきめこんでいます。野良猫にありがちな様々な害は聞いたことがないので、追放の難にあうこともなく、安住しているようです。

 この猫に幸いなことに、定期的に餌をもってきたり、すみかの掃除をしてくれるファンが何人かいることです。それらの人が協力体制にあるのか勝手に個別行動しているのかはわかりませんが、餌があふれたり散乱したりすることがないので、それなりのバランスはとれているようです。

 野良猫の餌付けには様々な問題点がありますが、猫を通して人が繋がっている点に関しては何らかの意味を感じてしまいます。