はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

テッセン

今年も通勤途中の生垣にテッセンの花が並び始めました。大きく鮮やかなピンクの花びらは思わず目を止めてしまう力があります。 気がつけば四月も終わり。この月はいろいろなことがあって長く感じるものなのですが、今日で終わるとなるとよくぞここまでとま…

昭和を語らず

私は昭和の生まれといっても、昭和はあまりに激動期であり、多様な時代であるので、昭和を語ることはできません。昭和という時代の後半だけを生きたにすぎず、また共時的な視点も持ち合わせていなかったのですから。 でも、若い人にとっては昭和という時代…

励まし合い

かつて山登りを趣味として始めた頃、挿絵の多い入門書を買って来るべき山行の準備をしたことがあります。当初は一人で出かけるのがほとんどでしたが、ある時期行動をともにする仲間がいたことがあります。私より小柄で体力的にも特に秀でていたわけではない…

牡丹

隣家で牡丹の鉢植えが見事に咲きました。今日は風が強かったのですが、程々に気温が上がり、私は完全休養日としました。本当はどこかに出かけたいのですが、昨年の今頃体調を崩したのを戒めとして休むときには休むことにしました。花は心の癒やし、慰めにな…

徳育の拠り所

近年、教育勅語を見直そうという動きがあるようです。戦前精神の復活、右傾化の現象ということもできるでしょうが、どうも別のところに発想の基本があるらしい。それは徳育の見直しです。 学力をあげることに対して最近は企業のような成果主義まで導入すべき…

躑躅

躑躅は万葉集にも詠まれている花です。桜の後に鮮やかな色で咲く花の塊は私たちの目を和ませてくれる伝統的な春の景であり、夏の訪れを予感させます。 いまその花が日々増えていくのが毎朝の楽しみです。大抵は植木であるこの花の咲き方は、自ずから幾何学…

目先を変える

まもなく4月も終わります。新生活をこの春から始めた人にとっては、緊張の連続の日々を送っていると思います。後になって考えれば些細なことであっても、初めてのことは過渡に心を使うものです。こういう時は目先を変えて今を乗り切りましょう。今が世界の全…

学力

全国学力学習状況調査の結果の公表の是非をめぐり、賛否両論があるようです。特に学校別の成績については、序列化や過度な競争を招くという危惧があるとして慎重論があります。私は公表の有無は学校に任せるべきだと思います。 学校の責務は学力向上が不可…

ものの大きさ

物質的な大きさは数値化できます。少なくとも日常生活のレベルにおいてものの大きさは何らかの単位で測ることができることになっています。しかし、それはあくまで物質的な観点からであり、実際我々の前に立ち現れるものの大きさは日々変動しています。 同じ…

日較差

このところ、日ごとの気温の変化が大変大きいのですが、一日の最高、最低気温の差もかなり大きく、体調の維持に苦心しています。安定した陽気になるのはいつなのかともどかしく思います。

昔の歌

カラオケにひさびさに行きました。今日は少し肌寒いこともあってか予想以上に混んでおり、少々待ちました。根強い人気があります。 最近のカラオケはコントローラで曲の予約までしてしまいます。選び方にもいろいろあって、歌手名や曲目のほかキーワードを入…

古典の桜

全国で桜といえば一部の地域を除いてソメイヨシノを指すようです。これは明治の初期に巣鴨の染井で生まれた品種と言います。花が咲き終わった後から葉を出す花見に向いた品種なので急速に全国に広まったそうです。 これが事実だとすれば、古典文学や歴史の…

責任の取り方

韓国の客船沈没事件はその被害者の多さや、無理な船体改造、さらには操船者の不手際や事故後の対応の悪さなど衝撃的な内容がたくさんあります。行方不明の方々が一人でも多く救出されることを祈るばかりです。 さて、船長が適切な対応をしなかったのではな…

通勤初心者

この時期の通勤電車は少し異常な混雑をすることがあります。新しく通勤を始めた皆さんの戸惑いがあるからです。電車には乗る位置、降りるタイミングなど様々なこつがあります。それを掴むまではしばらく混乱が続くことでしょう。 同じ路線を使う「同志」と…

宿題

宿題の量については様々な意見があります。ある程度の量をだした方が成績が上がるのは事実です。教員の中にも宿題信者はいて、彼らは恐ろしい未提出チェッカーでもあります。忘れてきた生徒には全力で叱りつけます。 こうした試みは低学年には効果があり、…

相撲型か柔道型か

先日、読売新聞が日本の人口減少問題について特集を組んでいました。残念ながらこの先日本は急速に人口を減らし、先進国としての国力を保てず国際的発言力も小さくなっていくとのこと。 労働人口も当然ながら減少せざるを得ない。そこで発生するのが外国人…

火星接近

火星が接近しています。昨日は月の近くに赤い光が輝いていました。月光にもかき消されない強い輝きです。天文現象を何かの予兆と考える人もいますが、単純に自然の神秘を感じる方がいいと思います。

場面に応じた導入を

タブレットなどを使ったICTを利用した授業が、先進的なものとして歓迎されている傾向にあります。確かに通信機能を使ってデータの双方向通信を行うことは、対話型授業の展開の補助になることは容易に想像がつきます。 ただ、こういう技術を使うことが向いて…

一円玉

税率が変更になり、外税の表記にようやく慣れてきました。ただ、やはり一の位に多彩な数字が入るようになって、財布には一円玉がたまるようになりました。 最近、老眼気味で手元がおぼつかない時があり、そうでなくても不器用な私にとって、会計時に一円玉…

神話の知識

高校生の時間割を思い出してみてください。政治経済、倫理、日本史、世界史から国語、英語さらには数学、物理、化学、生物、それに加えて音楽や家庭科、体育と実に多彩です。10代の柔軟な頭脳ゆえにできることと思いますが、これらを毎週学習しているのです…

完了と存続

古典文法を教える時、はじめの頃に生徒が混乱するのが過去と完了の助動詞が個別に存在することです。現代語では「昨日渋谷に行った。」も「今、渋谷に着いた。」も同じ「た」で表現するので区別はありません。古文には「行きき」「行きぬ」「行きにけり」な…

XP終了後

昨日、XPがサポートを終了しました。Windowsのシリーズでは最も長くお世話になったOSでしたので少し残念です。私はこの機に幾つかの対応をしました。まず、メインでつかう家庭用ノートには中古の7搭載機を使いました。最新機種とは程遠いスペックながら私の…

最先端へのサポートを

STAP細胞の発見に関する論文をめぐって、データ捏造の疑いがあるという調査委員会の報告があったことが世間を騒がせています。この研究の中心人物がわが国の科学の世界ではこれまであまり例がなかった若い女性研究者であることから、日本の科学研究の可…

サムピック

ギター用のサムピックを探していたら、弦に当たる部分が大きく、普通の三角ピックのようになっているものを見つけました。アルペジオとストロークが混在する曲を弾く時には役にたちそうです。

きっかけ

自分自身のことしか分かりませんが、何かを始めたきっかけは実は他愛のないことであったりします。今の職業を選んだおおもとのきっかけも、提出した宿題に付された教員のさりげないコメントや、ちょっとした褒め言葉、あるいは友人からの根拠薄弱の評価とい…

空気を読む

ひと頃ほど聞くことはなくなりましたが、空気を読むという言葉が無批判に用いられることに抵抗感を覚えることがあります。それが配慮の意味で使われるならまだしも、同調の強制の意味で使われることも多いからです。その場合、しばしば排除の脅威をちらつか…

繊細な雲

冬型の気圧配置になっているようです。今朝は肌寒く、コートを置いてきたことを少し悔やんでいます。ところによっては雷雨もあるかもしれないとのこと。青空に浮かぶ繊細な雲は大気不安定の表象かもしれません。

18歳成人

投票権人口を18歳に引き下げる事案について法案が実現に向かっています。それとともに民法上の成人年齢も18歳にしようという流れがあるらしい。世の中に責任を持つ年齢を下げること自体には問題はないと思います。そもそも古代の成人は数えで15歳前後であっ…

いやな先生

退職する先輩教員の言葉が心に残りましたので紹介します。その方は長年の勤務の中で生徒の接し方が変わって来たとおっしゃったのです。 いわゆる口うるさい教師の範疇に属するその方は、生徒の振る舞いに様々に口を挟みます。傍目でもそこまでと思うことまで…

108

消費税率が変わってからやたらと目にするようになった108という数字はまさしく煩悩のシンボルです。物欲尽きることなく、苦しみ果てることありません。 買い惜しみをしていては国のためにはなりません。お金は天下の回りもの。回ってこそ意味があるのです。…