はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

スマホも風邪か

長時間バッテリーが持つことが嬉しかった我がスマートフォンがこのところ急減に電力を使い果たすようになってしまいました。とても残念です。アプリを削ったり、省電力の設定をしたりしても効果がありません。スマホも風邪をひいたのだろうと考えることにし…

入学式までは残ってほしいけれど

今年の桜は早すぎで、入学式のシーズンまで持ちそうにない。

正解率0.7%の「難問」

大学入試共通テストの実施に向けた試行テストの結果が報告されています。改革の目玉である記述式問題の中に正解率が0.7%という問題があったというので、それを検証してみました。 当該問題は大問1の問3です。これは架空の青原高等学校の生徒会部活動規約…

散髪

髪を切ると年齢を感じてしまいます。

継続

マンネリという前に継続していることに敬意を。

季節進む

3月も大詰め。このところ急に暖かくなりました。やるべきことを片付けます。 教員にとっては年度末にあたるこの月は、今年度の記録をまとめ上げ、来年度の準備を並行して行うかなり大変な期間です。ちょっとしたミスが仕事を滞らせてしまうので、慎重にかつ…

お別れ

3月は別れの季節でもあります。年度末で職場の交代があるために別れはこの季節に集中します。教育現場でも労基法の影響で異動が激しく起きるようになっています。個人的にはあまり良いことではないと思っています。 教員という仕事は継続性が必要だと思うの…

いじめと国語

国語力が足りないといじめの加害者になりやすいとの発言をある教育評論家が述べたことが話題になっています。自身が追加説明しているようにここでいう国語とは自分の意見や考えを表現することや、他人の立場を察する能力の不足を言うようです。残念ながら受…

卒業

学校には卒業という区切りがあります。業を卒えるということは、実は矛盾に富んだ言葉で、学業には決して終わりはないし、終わってはいけない。卒業とはその学校を離れるけじめに過ぎません。 ただ、仲間と離れること、師と別れ別の環境で学ぶことになるとい…

くしゃみと言語

花粉症でくしゃみをすることが多い季節です。このくしゃみですがハクションというオノマトペが日本だけのものであるということは言うまでもありません。 いったい擬音語というものは言語によりさまざまであり、生理現象のくしゃみでさえも様々なバリエーショ…

春分の日の雪

現在、私の町では雪が降っています。積もらない淡い雪ではありますが、みぞれよりは雪と実感できる白いものが降っています。 春分の日の今日ですが、季節はかなり後戻りしてしまったようです。桜の開花予想日までも間がありません。この時期の気温は日々変化…

暑さ寒さも

明日は彼岸の中日です。昔から暑さ寒さも彼岸までといわれていますが、これはしばしば裏切られます。今日明日は気温が下がり、特に明日はかなり冷え込む予報が出ています。 少し前までかなり気温が高い日が続いたこともあり、桜の開花が既に観測され入学式の…

地名に対する思い

地名にはこの土地にかつて住んだ人々の生活や信仰と何らかの関係性が含まれているといいます。推測可能なものもあればもはや断片的な意味さえも分からない地名もあります。 まして異郷の地ともなれば、地名のメッセージは大半が理解不可能です。近代以前に成…

省力化

教員が学習指導に専念するためには作業を省力化しなければなりません。でも、出来ることは限られています。生徒と直接関わらない事務的な仕事は極力省力化してしまうとよい。ICTの活用もその方法です。業務分担も考えられます。ちょっとしたアイディアで時間…

辛くないですか

これもかつて中学生と話すなかから出てきた言葉です。 「同じ職場にずっと居続けるって辛くないですか」 転職にはエネルギーがいるという話題になった時に出てきた言葉です。私自身にも転職経験があり、その際の顛末なども軽く触れたのですが、意見は変わら…

夢の実現

ある生徒から言われたことがあります。 「先生は夢を持つことが勉強を続けるためには必要だと言いますが、それってどういうことですか」 多少違うのですが、要約するとそういうことを言ったことがあります。学習は他からさせられるのと、自発的に取り組むの…

豊かさとは

精神的な充足感こそ豊かさの源であるという趣旨の文章を読ませた後、あなた自身の考える豊かさについて自由に書けという作文を課しました。実はこの課題の目的は段落ごとの最初の接続詞を指定し、文章の型を教えることにありました。どのように書いても論理…

終わらない

いろいろな仕事が終わらないまま滞っています。私はあまり計画通りにことを進めるのが得意でないようで、大きな悩みでもあります。出来ることと出来ないことを切り分けて場合によっては適切な業務分担を依頼することが今の私に求められていることなのでしょ…

改竄

政治家による文書改竄が一面記事になっています。場合によっては内閣が倒れる可能性もあり、次なるリーダーを模索する声も出始めました。 あったことをなかったことにするというこの行いは、我々が過去の事実を文字や映像でしか知り得ないことを悪用する行為…

ネットニュース・リテラシー

私がもっとも頻繁に使うアプリがニュースを集めて見せてくれるものです。世の中の情勢を手っ取り早く見るのにいいと思って見はじめました。ところがちょっとおせっかいなことに、一度閲覧した記事に関連するものをアプリが勝手に集めてくるのです。世情その…

補うもの

ある研究成果によるとヒトの学習を司る脳細胞は13歳以降は急減するらしいです。もしそうならば中学生からの学習は条件が悪化する中で行われることになります。幼児教育の大切さが考えられます。 しかし、経験的には小学生時代にはあまり恵まれた学習環境にな…

7年後

震災から7年を経過しました。つい最近のことのようにに思えることもあり、かなり時間が経ったように思うこともあります。震災時の驚きとその後の混乱はいまでも印象に残っていますが、当時のブログを読み直してみるとやはり忘れていることもたくさんあります…

授業中心主義

日本の教員の仕事はやるべき範囲が広すぎます。自分の専門とする教科の指導に加えて、生徒の生活面を指導すること、学校運営上の事務的な仕事、委員会活動の指導、放課後の部活動の指導、保護者への対応などがあります。そのほかにも様々な単発的な仕事があ…

夜来の雨

昨日から降り続いた雨は強い風を伴って夜を騒がしいものにしました。今朝は雨だけは止んでいます。電車のダイヤは乱れており、今も信号待ちの停車中です。この時期に春の嵐があるのは珍しくないのですが、多忙な年度末に荒れてほしくはないというのが今の切…

古典に学ぶ

現代に比べると古典文学が生まれた時代の人々の社会は単純といえます。単純というのは稚拙とか安易という意味ではないことは周知の通りです。社会保障システムのない状況で生きるのは想像を絶する厳しさがあるでしょう。人権という概念がないのも私たちには…

腹八分目

最近読んだ健康に関する本によれば、老化防止のためには満腹感を避けるべきとのことです。細胞を適度な飢餓状態にすることが肝要とのこと、腹八分目が意味を持つそうなのです。 古くから言われている言い伝えは科学的にも証明可能であるらしく、たくさん食べ…

びしびし

通勤電車の車中では鼻を啜る音が絶えません。私もその主の一人です。花粉症を患う人が急増したことに加えて、今朝は気温が急降下した関係もあってか、体調を崩す人が多いようなのです。 山上憶良は寒さに体調を崩し風邪をひいたと考えられる人をびしびしとい…

映像教育

ネット上での動画配信を利用して予備校講師の授業を受けるサービスが広がりつつあります。かつてはあくまで副次的な役割に過ぎなかったものが、いまでは完全に商品化され、講師がいない塾に通うというところもあります。質問を受ける役割の人員は配置されて…

いろいろな師に就くこと

伝統的な教育観の中に師承の学とか、秘伝という考え方があります。教育が大衆的な行動ではなかった時にはむしろ弟子は師を選び、師は自分の技能を伝えるに足る人物にのみ伝達をするというのが教育の理想だったのでしょう。今は機会の平等とか、教育の大衆化…

言葉はあなたそのもの

学年末最後の授業ではいつもいう「ネタ」が言葉はあなたそのものだという話です。私たちは言葉で何かを伝え、言葉によって外界の現象を察知し認識します。その言葉の使用法の精度がその人の世界とのかかわりを決めてしまうという話です。 国語を勉強する意味…