はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

八月尽

今日で8月も終わり、明日からは2学期になります。世間では夏休みといわれた日々が終わり、また日常が戻ってきます。教員にとって夏休み期間は授業がないので(といっても講習で結構教壇には立ちましたが)、いつもよりはのんびりと暮らせる時間があります。…

短期的成果主義

夏休みも終わりなので小学生は夏の課題に頭を悩ませているのかも知れません。聞くところによると、かつてより宿題は減っているのだとか。それでも決められた期間で何かを成し遂げるのにはそれなりの意味があるのは確かです。 大人の世界には大抵夏休みは存…

安易な優越論

日本人は道徳面において優れている。礼儀正しい民族だ。これらは無批判に使われることが多い表現です。国民の生活格差が他国と比較すると小さく、義務教育の段階で最低限の社会性は身につける機会があるといった要因がこの結果をもたらしているのかも知れま…

何が役に立つのか

我が国の国際的な競争力が相対的に低下しているというのは大方の見方になっています。何を基準にそう言うのかには問題がありますが、相当の危機感を持っている人が多いのは事実です。 そこで考えられるのが教育の改革ということになるのですが、それが混迷…

気温低下

今日は猛暑から解放されむしろ肌寒いくらいの陽気になっています。風邪をひいた私は声が出ないのが辛い。体調管理ができないのは不徳の致すところです。

夏風邪

不覚にも夏風邪を引いてしまいました。喉か痛く声が出ません。がらがら声で何とか今日もやっていくしかない。仕事の山の前に少々途方にくれています。 通勤電車には同様に咳をする人がいます。流行っているのかも知れません。

代ゼミ・ショック

大手予備校の代々木ゼミナールがかなり大規模な業務縮小を発表しました。かつて代ゼミといえば塾・予備校の代名詞のような存在でした。私は浪人こそしませんでしたが、夏期講習などに代々木校舎に通ったことがあります。大教室にカリスマ的な教員がパフォー…

蒸し暑さ

最高気温は幾分下がり、残暑の終焉を感じますが、湿度が高く蒸し暑い日です。こういう日はかえって体調を崩しやすいので要注意です。

命を引き戻すために

先日、職場で救急救命の講習を受けました。心肺蘇生法としての胸部圧迫とAEDの使用法が中心でした。前回は3年前に受けたのですが、その時とは多少手順の変更があったようです。全体的に簡素化し、マウス・トゥ・マウスの人工呼吸法よりも胸部圧迫を重視する…

買い替え

我が家の家電が次々に不調となり、買い替えが必要になっています。修理をお願いしたところ、作業員の方からは古い製品で部品がないとのこと。最近の製品は7年くらいを寿命と考えたほうがいいとのことを教えていただきました。堅牢性よりも劣化した製品を使い…

残暑というには

残暑というにはあまりに耐え難い暑い日々です。今日も東京は雨は見込めないとのこと。一方で西日本の豪雨は続いており、不均衡極まりない。天候を変えることはできなくても東西で融通すべきものがあればしたいところです。

責任なき発言

無責任な発言はその場の雰囲気を壊すだけではなく、自己の存在そのものを危うくします。それが特定の集団の意見とみなされた場合は、その害は集団の成員全体に及ぶこともあります。 特定の民族に対するヘイト・スピーチは我が国の中で起きているゆゆしき事…

統計

ある統計で東京の住民は主要都市の中で最も睡眠時間が短いのだとか。他にも仕事の満足度が低いとか、性交渉が少ないとか、いろいろあります。統計というのはその信憑性とか有意性とかを考えずに使うと危険です。数字になると妙な説得力が出るから厄介です。

かつての夏

温暖化が進んでいると言われるこのごろですが、最高気温が35度を越えるいわゆる猛暑日の経年推移を示す資料があります。 東京都の統計資料 東京における雷日数や真夏日等の日数 | 東京管区気象台によるとやはり明らかに近年の猛暑日の日数が増えていることが…

朝型

今日から出勤が再開します。朝型はよいこととは分かっていても、これまで宵っ張りになっていた生活を元に戻すのにはそれなりのエネルギーが要ります。あまり普段は読まないビジネス雑誌を読んで第一線のビジネスマンのような気分に浸りながら勇気をふりしぼ…

朝ドラの手法

普段は時間が合わず見ることができない朝のドラマを最近見て気づいたことがあります。当たり前のことなのですが、15分足らずの時間でまとまりのあるエピソードが語られなくてはならない。そのためには凝縮した演出が必要ということです。大袈裟な応答、大胆…

本町田遺跡

町田市立博物館で開催中の古武雄展を観たあと、隣接する本町田遺跡公園を訪ねました。ここは縄文時代と弥生時代の複合遺跡でそれぞれの時代の家屋が1軒ずつ復元されています。上記の写真は弥生時代の建築を復元したものです。 このあたりは丘陵の上にあり、…

歴史は事後に生まれる

終戦の日の今日、戦後生まれの世代が大半を占める時代となり、この日の意味が問い直されます。何のために戦い、なぜ多くの犠牲者を出したのか。当時の人々が何を信じて、何が幸せと感じていたのか、それすらも年々分からなくなっています。中には、戦争を美…

スケッチの手法

この歳になって始めてみたいと思っているのが水彩画です。画才などまったくない私ですが、対象とじっくり向き合う時間がほしいと考えた結果、これにたどり着きました。 とりあえずは中高生が使っている様な水彩画の筆やパレットで始めて見ます。弘法筆を選ば…

匿名という幻想

Facebookに匿名で中傷を書き込んだ者の正体が暴かれるかもしれないというニュースがありました。それによると、Facebook上に匿名で誹謗中傷を書き込まれた側が慰謝料の請求のために裁判を起こし、その結果、東京地裁は投稿日時やIPアドレスなどの開示をFaceb…

自己を晒す若者たち

国産のネットサービスの有望株といわれるツイキャスというものを覗いてみました。これは動画を一斉配信できるもので、簡略なライブ映像配信システムです。つまり、ライブ中継をパソコンやスマートフォンなどで簡単におこなうサービスなのです。 しかもツイッ…

発展の影で

坑夫の歴史を垣間見て少々考えたことがあります。筑豊炭田に限らず、坑夫として働いた人の中には、他業に失敗してようやくたどり着いた職であったという場合が少なからずあったようです。生命の危険を冒してまで暗い坑道に立ち向かわなくてはならなかった人…

台風

台風の接近で東京も激しい雨になっています。関東地方を通過することはないようですが、周辺部の方が雨量が多いようなので注意が必要です。せっかくの休みですが、身動きが取れない一日になりそうです。

坑夫の描いた近代の礎

学生時代の恩師、田中直樹先生から御恵投いただいた『山本作兵衛と日本の近代』(弦書房)を読んで、炭坑の短くもダイナミックな歴史に深く感動しました。山本作兵衛は自ら坑夫として坑道を手掘りで掘削していた労働者であり、その様子を絵画と説明のコメン…

やり抜く力

ものを成し遂げるのに欠かせないことは、それに必要な能力もさることながら、ひた向きに取り組むことだと思います。いま読んでいる教育論でもそのことは繰り返し述べられているのですが、そういう気質は幼少期に獲得されるらしい。 ただ、大切なのが高いス…

ゲリラ豪雨対策

今日から局地的豪雨に備えるための新しい観測システムが運用されます。気象庁以外の管理する観測点のデータをリンクすることなどによって、観測の精度をあげるのだそうです。例えばこれまで1km四方観測の単位としているのが1/8の250m四方に狭められるとのこ…

熱風というけれど

今日も東京は猛暑日の予報が出ており、午前10時の時点で33度あります。ここ数日の特徴は風があることです。熱風ということになるわけですが、これが意外と暑さを和らげているように感じます。 合宿引率で涼しい思いをしていたのですが、猛暑モードへの切り…

リサイクル

町田市のリサイクル文化センターに行ってきました。 ここは、町田市のゴミ処分場なのですが、リサイクル文化センターを併設しています。ここではまだ使える家具や衣類などを、ものによっては多少手直しをして破格の値段で売っています。例えば大きな鏡が付い…

宿の庭

戸隠高原の2回目の朝です。今日は曇り空です。庭先の花が一層照り映えて見えます。 津村信夫の戸隠を舞台にした短編を読みました。蕎麦のことが書いてあるのですが、そういえばまだ蕎麦を食べていません。 午後は灼熱の東京に戻ります。ちょっと、いやかな…

インフラ老朽化

読売新聞などの報じるところによれば、国内の水道管などが老朽化し、2020年ごろには年間1兆円規模の改修費が必要になるとのこと。人口減による収入の減少を考えるときわめて重い負担を次世代に残すことになります。 湯水のごとく使う、という常套句は実は間…