はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

短期的成果主義

  夏休みも終わりなので小学生は夏の課題に頭を悩ませているのかも知れません。聞くところによると、かつてより宿題は減っているのだとか。それでも決められた期間で何かを成し遂げるのにはそれなりの意味があるのは確かです。
  大人の世界には大抵夏休みは存在せず、休日は結局休息か家族サービスで費やされます。じっくりとものごとを考える余裕はありません。
  加えて、大人には子ども時代と違って成果を期待されます。これをやればやれば何ができるようになるというふうに努力に対する報酬を求めます。社会的にも資格なりスキルなりを取得することが学習であるかのように考えがちです。
  書店に行くと5日で学ぶとか、4時間で分かるとか、なかには1分でできるといった学習指南書があります。そんなに急いでいいものなのでしょうか。