はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

だまし絵

エッシャーのいわゆるだまし絵を見ると不思議な気持ちになります。ただ、それはやはり自分とは無関係の絵の世界であり、視線をずらせば親しんでいる現実世界があります。 ところがVRを見るとその世界に没入してしまうような錯覚が起きます。不気味なほどに繰…

銀杏黄葉

朝日に照らされた鮮やかな色彩が印象的な季節になりました。駅前から続く坂道を少し上った所にある公園の周りに銀杏黄葉が広がっています。その奥には楓や桜の紅葉も見頃を迎えています。 木枯らしが吹き出すまでは穏やかな暮秋の風景を楽しめそうです。

専門家

スペシャリストに対する評価は常に変動します。昨今は一芸のみに秀でる人をさほど歓迎しないようです。 視野が狭く、自らの専門領域以外には無関心という人は確かにいます。それが度が進むと没交渉の独善的な人物ということになります。しかし、どこにも得意…

起業精神の種を育てる

組織の中でうまく立ち回れる人を育てるのがこれまでの学校の目的でした。これからはそれだけではなく、組織を作る人材育成も考慮に入れる必要性があります。 先日、会社設立のための支援機関を見学し、若き社長たちの声を聞くことがありました。自分の能力や…

もの離れ

キログラムの単位に関する既定が変更されるそうです。最後の実物基準であった重さの単位ももの離れすることになります。 長さ、重さ、電流、物質量などの基本的な単位は、本来何らかの実物を基準として測られてきました。しかし、実物基準だとそのもの自体の…

デジタル世代の車内学習法

電車内でスマホを見ている高校生のことをゲームに興じる不まじめな生徒とみなすことにはどうやら間違っているようです。 たしかにほとんどの生徒諸君はスマホでゲームをしているようです。中には熱中するあまりドアの前を占拠して通行の妨げになっている場合…

実感すること

百聞は一見にしかず、やってみなければ分からないということがあります。私たちは情報検索の機能を手に入れたために、現地に赴くことなく何かを知ったつもりになることができるようになりました。でもそれはあくまで実体ではなく、幻影に過ぎません。 私たち…

便利さと引き換えに

私も電子マネーを利用することが増えました。銀行の利子を超えるようなポイントがつくことが魅力で始めたところ、スマートフォンやウェラブル端末で決済が可能なことに利便性を感じ、いまでは財布を出さずに買い物をすることにすっかり慣れてしまいました。 …

次なる目標

受験を終えた生徒には乗り越えなければならないものがあります。次の目標を設定させることです。 入学試験に合格することは大変な努力が必要です。それを果たした生徒にとって得られる達成感はとても大きい。しかし、その達成感が場合によっては無力感に直結…

垂直に伸びる雲

気温が低い朝はいろいろな雲の形を見つけることができます。天頂付近の雲はきめが細かく、見ていて飽きません。低い空にはもう少し粒が大きい雲が敷き詰められ、その隙間からは虹彩も見えました。 反対の方角は雲は少なく、筋のような雲があります。恐らく飛…

車内広告

普段利用している通勤電車の車内広告に空きが増えています。広告のあり方が変わりつつあります。 かつて車内広告は車両の隅々までありました。手すりの枠にまで広告が溢れていたことも思い出します。ところが最近は掲出スペースが空のままの箇所がしばしば見…

まだ使えた

atomで動いている小型ノートパソコンのOSを最新のUbuntu 18.4にアップデートしたところ、メニュー画面に到達する前にフリーズしてしまいました。 もうこれでこのパソコンとはお別れかと思いましたが、諦めきれず、ネットで調べると同様の状態の人は多数いる…

優勝の可能性から

勝っても昇格の資格がないJリーグディビジョン2のFC町田ゼルビアは結局4位で今季を終えました。一時は首位に立ち、最終節で勝てば優勝であったことを考えると残念でなりませんが、J1ライセンスがないクラブがここまで健闘したことは賞賛に値します。 来季か…

エディ付き万歩計

ソニーのwena activeをつけるようになって間もなく2か月になります。時計バンドの中にエディや万歩計、GPS、その他の身体的計測機能を詰めこんだユニークな機器です。スマートウオッチではなく、スマートバンドであるというのがミソです。 私の選んだタイプ…

補助としてのデジタル教材

デジタル化は教育の世界にも浸透しつつあります。教材のみならず、生徒の学習方法そのものがコンピューターの力を借りて変わりつつあります。 授業は複数の生徒に向けて一斉に行われるため、どうしても個々に理解度が異なります。大半の知識は積み重ねででき…

初冬の趣

今朝はかなり冷え込んでコートや手袋がほしくなる気温になっています。用意のいい人はすでにコート姿です。空には一つの雲もない快晴で、空気が乾燥しています。まさに冬空そのものです。 マスクをしている人が急に増えました。風邪を引いている人も多いよう…

袋は要りません

プラスチックゴミが分解されず、微粒子となって生物の体内に蓄積されている問題は看過できません。現在進行中の世界的社会問題として認識する必要があります。 プラスチックバッグと英語では言われているレジ袋もまた環境破壊の要因です。コンビニやスーパー…

自分で何とかする力

物質的に満たされ、ネットで検索すれば分かったつもりになれ、いくつかのクリックでモノが手に入る。そんな時代の中で私たちの空想力や想像力はどんどん失われています。 日本のものづくりが危機を迎えているという話は各所から聞こえてきます。その要因は新…

世界のアイドル

防弾少年団が原爆を賛美するかのようにも見えるティーシャツを過去に着用したことに対する説明が不十分であったことから、テレビ番組の出演を拒否されたニュースがありました。同グループはナチスを想像させるコスチュームをステージで使ったこともあるらし…

季節進む

今朝は雨です。このところ周期的に天気が移り変わっています。そして最高気温の予報はこれから20度以下の日が続くとのこと。季節のコマが進んだことを実感しています。通勤電車の車窓から見える桜もみじの中には既に落葉が進んでいるものまであります。

朝晩

朝晩の冷え込みを感じます。昨日は日較差が大きかったので余計に感じました。木々の葉が急に色づきまた落ちていくのに秋を感じます。

原爆の意味

韓国のアイドルグループのメンバーが原爆を賛美するかのようなデザインのTシャツを着用していたとのことが原因で、日本のテレビ局から出演を拒まれたことがニュースになっています。デザインしたのは韓国人で、太平洋戦争において原爆が日本の無条件降伏の決…

品格

品格がないことにマイナスの価値観を感じなくなってはいないか。アメリカ大統領の言動を見ているとそんな不安を感じます。 自分の都合が悪いことに対しては説明を避け、相手を罵倒することによって自らの正当性を確保しようとする行動が繰り返されているよう…

仮想敵

幕末の先覚者はアヘン戦争の事実を知り、日本の政治体制の革新を志したといいます。史実として正しいか否かは史学者の論を俟ちます。ただ、差し迫った深刻な危機を察知する力はその後の世界を左右する重大事です。 現在、私たちにも様々な危機が近づいている…

翼の先

今朝は曇天から時折陽射しがあります。雲の作る窓が小さいので光は束となってある場所だけを明るくしています。 その光の道筋を何羽かの鳥たちが通り過ぎました。その時、その中の幾羽かの翼の先だけが明るく輝いて見えました。ほんの一瞬ですが印象的な風景…

秋の雨

今朝はかなりまとまった雨が降っています。少しずつ色づく桜もみじには、その色を磨くような雨になることでしょう。このところ日照が少なく、今日も雨とのことです。

想像力の限界

私たちが自分中心になったり、家族、地域、国家などの単位で利己的になるのは、結局人間の想像力の限界に関係があるのではないでしょうか。 確かに人間の想像力が'築き上げてきたことは偉大であり、それが今の繁栄をもたらしているといえます。古くは神を感…

接続詞

国語のテスト問題としては定番の接続詞に関する穴埋め問題はやはり大切なものです。そして、これに関する教育をしていかなくてはならないことを痛感しています。 小学生の頃から、順接の「だから」、逆接の「しかし」、例示の「例えば」、譲歩の「たしかに」…

学習無力感の背景

かつては博覧強記は知性の代名詞でした。様々な知識を蓄え、尋ねると即座にこたえられる人物には惜しみない賞賛が成されました。ところが、最近はこれだけでは足りない、むしろそこには力点を置くべきではないと考える人が増えている傾向があるようです。メ…

異文化とは

異文化理解というのが私たちの世代には大きな課題として提示されていました。ここでいう異文化とは私たちの生活の外側にあるものであり、あくまで自分とは異なるものとして存在していました。でも、現状ではその意味が変わっているようです。 確かに、異文化…