はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

牛久駅前

横綱稀勢の里の故郷ということで脚光を浴びた牛久に来ました。駅前は地方都市らしい静かさです。 最近、再開発した駅前広場にはやはりこれがありました。 一人の英雄がこの町にもたらしたものは大きかったようです。 この後、かっぱバスというコミュニティバ…

耳が痛い日本人論

日本人論の中には自虐的史観によるものもあります。明治の知識人の一部はそれまでの歴史を全否定していたといいます。太平洋戦争後の世相もそれ以前の社会のあり方を否定することから始まりました。 最近の社会論でも日本型の組織構成や運営管理方針について…

コバンソウ

コバンソウはもともと帰化植物だったようですが、いまではありふれた雑草です。ただ、その形状が小判のような花穂であるのが、特別扱いを受ける要因になっています。 駅の土手で数株を見つけました。そういえば、これを鉢植えしている人を見たことがあります…

藤の花

今頃の時期に楽しみにしているのが藤の花です。藤棚に丁寧に整えられた藤もよいのですが、崖から垂れ下がるように咲く野生の藤は特に見所があります。 神社の境内に古い藤の大木があるところもあります。富山県氷見市にある藤波神社には立派な藤があります。…

他所でよかった

今村復興相が自身の発言内容の不適切さを理由に辞任しました。東北が震災の被災地になったことを首都圏で起きるよりもまだよかったという内容の発言が、被災地に対する無配慮であり差別であるとの指摘に耐えられなかったのです。この大臣はほかにも失言、訂…

アクティブ・ラーニングの誤解

生徒同士が教え合い、学び合うことの学習効果は確かにあると思います。活動を通して様々なことを獲得できる効果もあります。ただし、それが万能ではないことも明らかです。 解決すべき課題が生徒と何らかの関連性があったり、興味のあるものと結びつけて考え…

ミサイルというつながり

アメリカ軍の空母艦隊が北上しています。北朝鮮の一連の軍事行動に対する牽制のための措置と報道されています。アメリカ大統領の人間性に信用がおけないまま、日本のすぐ近くで軍事衝突が発生する可能性があることになります。 北朝鮮政府は軍事には軍事で対…

現実の描写

ナビ派の絵画を観て感じたのは現実を描くことの深遠さです。何かの絵を描くということは果たして対象の図形を紙面に再現することなのか、それとも対象から得られた表現者側の心象を描くことなのかということです。 絵画だけではなく、文章表現においても同様…

オルセーのナビ派展

有楽町駅近くの三菱一号館美術館で開催中の「オルセーのナビ派展」を観てきました。長い間、東京で暮らしながらこの美術館の存在を知らず今回が初めての訪問でした。都会の真ん中の美術館ですが、もともとオフィスビルとしてつくられた洋館の外見を再建した…

疲労感大

このところ仕事がたて込んでいるせいか疲労感が強く今朝はとても辛いです。やりたいことはたくさんあるのに。まずは休養かな。

刹那の追憶

桜の花は終わりました。黒部に住んでいた頃は田圃の隅に植えられていたチューリップやツツジが咲き出すと季節の深まりを感じたものです。近くの生地の港までのジョギングは今考えてもとても楽しい時間でした。もし折あらば訪れてみたいところですが、おそら…

叙景による叙情

俳句の世界を教えるときに定型や季題はもちろんですが、肝心なのは叙景の文学であることを徹底することだと思います。自らの感情を語らず、目にみた自然や人事を語ることによって、その奥にある心情を表現するのがこの文学の基本なのです。 生徒の感性を情で…

もう若くないさ

二日酔いにほぼ一日中悩まされた一日でした。アルコールの分解能力は明らかに低下しており、かつてはなかなか酔わないことを自慢していた私ですが、いまはしっかり報酬が戻ってきます。 こういうときにもう若くはないんだと痛感させられます。

脱線する授業

学際的総合的な学問のあり方が必要であるという文章を読ませた上で、具体的にどのような可能性が考えられるかを生徒に問うてみました。多くの生徒は分からないと沈黙し、一向に進みません。ある生徒がタイムマシンを造り、歴史学の知識を使って過去の事件を…

春嵐

昨夜からかなり強い風雨が続き、今朝は荒れた天気になっています。春の嵐というと少々風流な感じにもなりますが、この中を出勤するのはちょっと大変です。それでも我はゆく、青白き頬のままで。

優しさのあり方

先日の朝、駅前のタクシー乗り場を通りかかった時、年配の方から声をかけられました。病院までタクシーに乗りたいのだが、呼んでくれないかというものです。乗り場にタクシー会社の電話番号が書いてあるのを見つけたので、それを教えてさしあげると、携帯電…

解体工事

グランベリーモールは解体作業が進められています。工事現場は幕でしきられているために様子が分かりにくいのですが、少し離れてみると作業車が動いているのが確認できます。駅前にあったレストランや郵便局のあった建物はほとんど解体されてしまったようで…

教えさせる教え方

以前にも似たようなことを書きましたが、考えを整理するためにまた書きます。 協働学習が大切だと言われていますが、その過程に自らの経験の中でした獲得した知識や技能を他人に教えるという要素が大切であるということが分かってきました。 人に何かを教え…

花持ち

このところ度々話題にしている駅前の桜ですが、このところの悪天候にもめげず、今朝も見事な姿を見せています。 このあたりにはこの一株しかなくなったことがかえって愛しみを増すのかも知れません。ヒヨドリが花食いに来ています。間もなく見納めの光景です…

夜桜

昨夜の桜。満開を少し過ぎた桜と、満月を少し過ぎた月が小雨にも負けず共演していました。

スポーツ選手の語録

一流選手には記憶に残る言葉を発する人がいます。勝敗が決した後のコメントは試合の印象とともに記憶されるために言葉そのものの力以外の要素もあるのですが、練習の信条や競技者としての指針を語る言葉にも魅力的なものが多くあります。 言葉を残す選手の資…

引き時

フィギュアスケートの浅田真央選手が引退を宣言したというニュースがメディアを賑わしています。かつてオリンピックや様々な国際大会で好成績をおさめた一流選手が第一線から退くことについて、惜しむ声が続出しています。トリプルアクセルなどの難度の高い…

朧月

コートは数日前から着るのを止めたのですが今夜は冷えています。でも見上げる月は朧月、やはり冬とは違うと実感しています。

あどけない天使

六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催中の「大エルミタージュ美術館展」を観てきました。「オールドマスター西洋絵画の巨匠たち」というサブタイトルを掲げた展示でした。オールドマスターというのは16世紀から18世紀の評価の定まった気巨匠と呼…

夜の駅前

午後8時ごろの南町田駅前の様子です。完成したロータリーには町田駅行きのバスが出発を待っています。現在はグランベリーモールが休業中であり、この周辺はコンビニエンスストア以外の商店がないこともあってひっそりとしています。 タクシーの客待ちも数台…

反応

対話型の授業を進める際にもっとも苦労するのが生徒側の反応が予測不可能であることです。ある程度想定して準備はするものの、全く反応がなかったり、逆に段取りを飛ばして話が進んだりすることが多く、そのつど対応を変える必要があるのです。 このタイプの…

花散らし

今朝は曇天で、未明に降った雨で路面が濡れています。風が強く満開を迎えた桜を容赦なく揺さぶっています。まだ開ききっていないのかそれほど花びらは舞いません。せめてこの時だけはと、古人と同じ思いになるのです。 桜は農業神の宿る木というのが民俗学の…

程よい愛国心

隣国の状況を見ていると愛国心は時に全体を惑わせるものであると実感します。むしろそれを利用して権力の具とするものの存在を感じてなりません。日本は敗戦によりナショナリズムが表面的には優先されなくなり、かなり屈折した形になっていると感じます。明…

変わらぬ桜

南町田駅前のロータリーが完成してバス停に並ぶ人の列ができるなど風景が変わりました。かつての駅前のシンボルだった楠は枝葉を落とされて移植されましたが、養生のための莚が施されたままの痛々しい姿です。 工事区域からわずかに外れたところにある桜はそ…

環境が変わっても

新しい学校、クラス、職場などにこの4月から飛び込むという人も多いでしょう。環境の変化は時に勇気を求められることもあるかも知れません。人によってはそれがストレスとなり、心と身体にストップをかけてしまうこともあります。 こういう時には少し大きな…