はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

増税後の割引

いよいよ明日から消費増税です。私自身の3月の消費はさすがにいつもより多めでした。この機に買ってしまおうと思っていたものを中心に購入しました。しかし、いくら買いだめてもそれはささやかな節約に過ぎず、むしろ無駄遣いをしてしまったのではないかとい…

春の嵐

今日は朝から雨が振り、今はかなり激しい風が吹いています。まさに春の嵐です。満開に近づいた桜の花びらを吹き飛ばすのは控え目にしてほしいと思うのですが、季節の変わり目に一種のけじめをつけているのではないかとも考えています。明日で3月も終わり、…

外税表示

来月からの消費税率引き上げのために多くの店舗では価格の外税表示がなされる様になっています。表示価格と支払い価格が一致しないのは分かりにくく混乱を招きます。8パーセントという税率は暗算が難しく、できれば内税表示もしくは双方の併記をお願いした…

土筆

私が今住んでいる新興住宅地はほとんどの地面が舗装され表土は僅かです。そのささやかな空間に土筆が生えているのを発見しました。随分前に芽生えたのでしょうか、かなり長くなり胞子も開いた後のようでした。いままで気づかなかったのが不思議なくらいの存…

花曇り

開花した桜がその数を急速に増やしています。今朝は曇天であるがゆえに枝先の色彩に余計に惹かれる気がします。桜花に心乱される歴史は長いのですが、本来非常に個人的なはずの美意識に民族的偏向があるのは、やはりその意識も極めて文化的なものであるとい…

台詞と表情

中高生の演劇は簡単な道具だけを並べて行う素朴な演技が見所と言えます。プロの俳優のようなオーラはとても望めませんが、演技の中にほのかに見える素の生徒の人生と役柄のキャラクターとが融合するかのように感じられた時、えもいわれぬ感慨をもたらすので…

職業柄か

教員の職業柄か、いやそれよりも私自身の問題であると思いますが、物事を年度単位で考える癖があります。これは四月が来るごとに気分を入れ替えるということなのですが、常に新鮮な気持ちに成れるという利点があります。ただ、その反対に失敗も含めた様々な…

亡国の徒

国を愛するという表現が不安定な要素を多分に含むのは我が国にとっては不幸の一つでしょう。愛し方は多様であり、個人の問題に属するのですが、相手が国家のような共同体となると話は複雑化します。 外国人排斥を掲げるごく少数の人たちの多くは自らを愛国…

記憶の長期化のために

範囲を決めて小テストを課すと、驚くべきほど細かな点まで覚えてきて満点をとる生徒がいます。さすがに脳細胞の数が違うと感心してしまうのですが、その生徒が数週間後に行われる定期考査の時に同じ問題を全く答えられないのです。これにも別の驚きがありま…

年度末

三月は教員にとっての年度末。とにかく慌ただしく日々を過ごすのです。生徒諸君にとっては区切りの時であり、期待と不安の入り混じる時期だと思いますが、そんな中で教員は様々な準備に追われています。その中で最も楽しいのは授業の準備ですが、やることは…

Ubuntuの使用感

まもなくWindows XPのサポートが終わります。私は中古でWindows 7のマシンを買いそれをメインにしようと思い、これまでのいわゆるネットブックであるASUS機には「だめもと」でUbuntu12.10をクリーンインストールしました。前にも書きましたが、予想以上に使…

彼岸

今日は雨。寒さも彼岸までと言いますが、今日は寒い一日になりそうです。 彼岸という考え方は特殊な世界観に基づくものですが、民俗として浸透しています。他界が隣接するという考え方そのものがもたらす価値観人生観は現代にも多大な影響をもたらしている…

上州ねぎ

先日、上州ねぎを試してみました。下仁田ねぎと長葱のブレンドという通り、見た目もまさに中間の形をしています。下仁田ねぎの太さと長葱の長さは味わえる部位が多いということです。味はどちらかと言えば長葱よりだと思います。なかなかよかったのでまた求…

国家と民族

日本のように国家の中に圧倒的多数の民族がいるとなかなか実感できないのですが、世界の大半の国には複数の民族が存在し、しばしば対立関係にあります。現在クリミア半島で起きている事態はその地域の多数民族が現在所属する国家からの独立とロシアへの編入…

遠藤周作『侍』展

昨日、町田市民文学館ことばらんどで開催中の遠藤周作『侍』展を観てきました。遠藤周作は25年以上町田市玉川学園に住んでいたこともあり、同館での特別展の対象となったのです。 展示内容は周作の少年時代の作品から、その後の様々な作品の草稿や関連文献の…

復習させるノートの作り方

中学生を教えていた時に気づいたことがあります。ノートのとり方が素晴らしすぎることです。ノートがまるで市販の参考書のようにきちんと取られているのです。多色のペンで色分けされ、随所に挿絵までついています。おそらく、生徒が使ってきた小学生向けの…

物差しの違い

学問の究極の目的ではないにしても、それに近いものとして、ものごとの多様な判断基準を知るということがあると思います。様々な学問の間にある価値判断の違いは、私たちの日常の好悪の感情とは別のところにあるのです。物差しの多様性を知った時、新しい世…

育成される差別主義

浦和レッズサポーターが掲げたJapanese onlyの横断幕を巡って様々な議論がなされています。リーグは無観客試合を義務付ける処分をしたとのことですが、プロチームにとってこれは大損失です。関連産業に与える影響も甚大で当該サポーターは結果的にサポートと…

添削

文章作成に苦手意識を持つ生徒は多く、作文や小論文指導は重要な指導項目だと考えます。そのことを否定する人はおそらくいないでしょう。ただ、実際の指導となると容易ではありません。他の採点等と比較すると、所要時間がかなり長く、その方法も多様なため…

知のギアチェンジ

そろそろ受験シーズンも終盤、すでに進学先を決めた人も多いはずです。大学に進学する若い人たちに是非言いたいことがあります。それはギアチェンジの重要性です。 高校までで習うことは言ってみれば手際のよさです。決められたことを制限時間内でこなすこ…

万年筆の魅力

このブログもそうですが、仕事でも最近は文字をキーボードで打つことが大半です。しかし、私のような仕事ではテストの採点や作文の添削があるのでペンで字を書く機会がまだたくさんあります。 私の場合、授業のノートや構想メモの類いはフリクションという消…

3.11

3.11という数字の組み合わせがこれほど切ない響きを持つとは3年前までは誰も思いませんでした。約2万人の死者と不明者、26万人を超える避難生活者、様々な数字は事態の深刻性を語ります。 Yahoo! Japanでは今日❝3.11❞ と検索すると同社がひとり10円の寄付を…

J3開幕

応援している町田ゼルビアが参加するJ3リーグが昨日開幕しました。ゼルビアはホームゲームを藤枝MYFCと戦い3対0で快勝したとのこと。残念ながら観戦にはいけませんでしたが、順調な滑り出しで何よりです。心配された集客面も4569人とリーグ最高で、こ…

災前災後

東日本大震災から3年目の日が近づいてきました。このブログはそれ以前から書いていますので当時の様子を過去の記事から読みなおしてみました。3年前の今頃は大災害が起きることなど想像だにしていませんでした。いつものように花粉症の心配や、まもなく開幕…

目標の見定め

指導者と呼ばれる方々に是非ともお願いしたいのは目標をしっかりと見定めていただきたいということです。長引く不況で私たちの思考は直近の利益に集中しがちです。まさにあの朝三暮四の諺の通り、長期的な視点が取りにくくなっているのです。政治家もそれに…

犯罪の要因

無差別通り魔殺人犯が逮捕されました。若い犯人が口にしたのは社会への復讐との聞き捨てならない言葉です。最近の彼の動向についてはその異常さが報じられています。よって犯行の要因のかなりの割合は彼自身の資質にあると思われます。 それにしても、その資…

価値

何に価値観を見出すのかは人それぞれです。自分にとって宝石に見えるものでも他人にはごみくずにしか見えないことだってある。価値観の相違という言葉が言わば日常語であることからも分かるように、私たちは価値観の多様性の中で生活しています。その多様性…

今年も応援します

やや遅くなってしまいましたが、今年もFC町田ゼルビアのサポーターズクラブの会員「ゼルビスタ」を更新しました。J3という非常に境界的なリーグで一年を戦う町田は久しぶりに相馬直樹監督が指揮をとります。J2に上がる前のJFLで相馬ゼルビアはなかなか面白い…

美意識は移ろう

美容整形に対する抵抗感がもしかしたら少なくなってきているのかもしれません。プチと冠する局所整形はまるで化粧感覚で考える人もいます。私には理解できませんが、見た目への拘りは奥深いものがあります。 古典文学を読んでいくと古人も容貌への執着は甚…

ビラ配り

断片的な記憶が突然湧き上がるかのように脳裡に浮かぶことがあります。いま浮かんできたのは学生時代にやったビラ配りのアルバイトの思い出です。こずかい稼ぎにと友達に誘われて始めたそのアルバイトはアパートやマンションの賃貸斡旋業者の、カード型のビ…