はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

花曇り

  開花した桜がその数を急速に増やしています。今朝は曇天であるがゆえに枝先の色彩に余計に惹かれる気がします。桜花に心乱される歴史は長いのですが、本来非常に個人的なはずの美意識に民族的偏向があるのは、やはりその意識も極めて文化的なものであるということなのでしょう。花曇りという言葉の存在こそそれを物語るものと言えます。