はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

桜咲く

コートなしで歩くには少々辛い冷え込みですが、桜の花は開花を始めています。入学式の頃、ちょうど見頃になりそうです。

年度末

今日で平成28年度は終わります。学校関係者にとっては年度の終わりはけじめのときです。これまでのあれこれに関してまとめをし、来年度のことを考えます。教育というのは終わりがあるものではなく、いつまでも継続するものです。だからこそ、無理矢理にでも…

南町田駅北口ロータリー完成間近

南町田駅の北口ロータリーは明後日供用を開始するという告知が出ています。これまで裏口的存在であつた北口が玄関口になります。 このロータリーには路線バスが4つ入ります。とはいえ、その一つは一日一便の不思議な路線で、何かの数合わせとして設定された…

見通すために

目標を提示してから始めることが物事を早く進めることの鍵になると言われています。目標を提示するということは、ある程度先の展開を予想することが必要ということであり、その見通しの力を持つことが大事であることになります。 展開を見通すことは容易では…

忖度

国会での証言で使われたという「忖度」という言葉はいかにも日本語らしい表現であり、心理的あるいは行動的な国民性を表しているように感じます。 ある意味、日本の文化は忖度によって成り立っているともいえます。例えば敬語のシステムを考えてみれば分かり…

教えることが学ぶこと

学習法の中でも有効な方法に他人に教えるということがあります。教えるためには知識のが必要です。つまり、話をまとめ自分のものにしておかなくてはならない。それが学びのためには有効なのです。学びあいの場の演出をいかに行うかを考えたいと思います。

変化への対応力

今朝はかなり寒さを感じます。冷たい雨が身体を冷やすのもさることながら、寒さの感覚の原因はここ数日の温暖な陽気との落差にあります。 私たちの環境適応力は緩やかな変化には対応できても、急激な変化には脆い面があります。今朝の寒さも一月前のそれに比…

文法の習得時期

中学生に日本語の文法を教える際に感じるのは、すぐに覚えてしまう生徒となかなか覚えられない生徒がいるということです。これはどうも単なる集中力とか努力の差とは思えません。真面目な生徒でも覚えられない生徒もその逆もいます。 おそらく脳の発達段階と…

ti問題だけでなく

小学校で英語を教えるようになって日本語のローマ字表記の方法をめぐる問題がクローズアップされています。小学校では訓令式と呼ばれる日本独自の表記法が教えられています。これは50音図の仕組みをそのままローマ字に置き換えた考え方で、タ行は ta ti tu t…

花咲く

鉢植えのチューリップが咲きだしました。このところ、急にあたたかくなったせいもあっていろいろな花が咲きだしています。桜もそろそろほころびだしているので、来週あたりは風景が大きく変わりそうです。

配合率

生徒の協働学習による効果は確かにあると思います。ただ、少なくとも中等教育においてはすべてを生徒任せにするという訳にはいきません。昨今のアクティブラーニング(以下ALとする)論の中には、教員は課題を考えそれを提示し、後は見守るだけでよいという…

節目 

そろそろ3学期も終了します。生徒諸君にとっては節目の季節です。学年という人為的な時間を意識してもらうことで、成長もしくは変化を自覚してもらいます。 通知表のコメントには、この一年がいかに意味あるものであったかを思い出してもらい、次なる局面に…

自己卑下という段階

日本の教育における内省の風潮は、しっかり生徒にも伝わっています。ただ、少々誇張されているようであたかも日本型教育が弊害であるかのように語る者さえいます。行き過ぎた自己卑下は様々な問題の源になると考えますが、私はそれもまたこの国らしい一面で…

声の衰えは

妻と二人でカラオケに行きました。酒も飲まずに歌えるかと以前は思っていたのですが、することがないまま昼間のカラオケに行くといい部屋が空いていたりするのです。二人ですから頼み放題、次々に番が回ってきますのでいろいろ歌えます。というわけで実は何…

つぼみ

近隣の公園に散歩に行ったところ家族連れでにぎわっていました。この連休は気温が上がって、曇天ながら快適な日が続いています。おそらくここ数日の陽気で桜も成長が進んだらしく、樹上にはたくさんのつぼみが見られました。まだ固いつぼみです。 予報によれ…

花粉症

暖かくなって花粉症が本格的に表れるようになりました。私の場合は早春の今の時期が最も症状が重くなり、4月中旬ごろに落ち着きます。ここ数年は対策薬を服用することによって軽減することができています。ただ問題なのはのどが渇いたり集中力が落ちたりする…

東大の国語

今年の東京大学の国語の前期試験に関する説明を受けてきました。大手予備校が高校の教員向けに行う研究会という名のセミナーで、毎年この時期に行われるものです。予備校としてはいかに早く、正確に問題を分析できているかを示す目的もあるものです。同種の…

学問へのアクセス

昨今の教育界にとって多少気になることは、新しい評価基準を推奨したいがために従来の方法を全否定する向きがあることです。 確かに知識偏重の教育スタイルは様々な弊害を生み出しているともいえます。でも、一方で日本型教育は教養の平均的水準を上げ、維持…

賞状

短歌と俳句のコンテストに応募した作品がどういう訳かどちらも佳作のようなものに選ばれて賞状をいただくことになりました。賞状をいただくのは実に久しぶり(もしかしたら小学校以来かも)のことなので嬉しく感じます。 褒めてもらうことは活力源に為ること…

クラーナハ展

先日、大阪の国立国際美術館で開催中のクラーナハ展を観てきました。クラーナハは16世紀のドイツ地域で活躍した画家です。宮廷画家として名を上げた彼は、その人生の間にルターの宗教改革を経験する過渡期の芸術家と言えます。 ルネサンスの影響を受けた画法…

寒さ戻る

今朝の東京は冷え込んでいます。少しずつ春の陽気の気配を感じていただけに、余計寒さを感じるのかもしれません。 今日で3月も後半に入ります。何ができるかを考えながら、できることをやってゆく。それが大切な期間です。気温差に体調を崩す余裕はありませ…

本拠地有利

WBCの第2ラウンドの日本対オランダ戦は延長戦となり、大いに盛り上がりました。試合終了時刻が深夜になり、観客の皆さんは帰宅するのに苦労されたようです。この理由は、熱戦であったことが一番の原因ですが、それ以外にも理由がありました。 この日の試合開…

感覚の境を越えること

ムソルグスキーの「展覧会の絵」は実際の絵画を音楽にしたものと言われています。もしもその通りならば、視覚的な対象を音楽に変換したことになります。このような感覚を越えた表現力に注目すると芸術のありかたの一面が分かります。 絵画も単に視覚的なものだ…

送別

今月で職場を去る人が大勢います。私の職場もいつのまにか移動が多い職場になってしまいました。私自身は転職を一回経験していますが、実にエネルギーをつかうものであったと回想します。日常を己のものにするまでに費やす時間と労力は並みでありませんでし…

堂島川の夜景

堂島のあたりの夜景は大阪の都市としての一面を印象付けます。ちょっとピンぼけな写真はかえって印象派みたいなものにみえます。

大統領制の厳しさ

韓国の朴槿恵大統領の弾劾は職務停止という決着になりました。韓国の歴代大統領は多くが不幸せな結末に終わっており、今回も最悪の終わり方になってしまいました。他国の政治についてはあれこれ言うことはありません。ただ、大統領というのは巨大な権力であ…

採点

採点は単純作業に陥りやすく、ためにとても眠くなります。恐らく呼吸が静まって睡魔に襲われる隙を作ってしまうのでしょう。限られた時間内で間違えることなく仕事をこなすことは至難の業なのです。生徒諸君にとつては結果が気になるはずですが、教員にはそ…

落語の役割

笑点という番組がゴールデンアワーに放送されるようになって、帰宅が遅い私でも視ることができるようになりました。出演者が随分世代交代しているのに、やり方が殆ど変わらないのはよいことだと思います。 放送されるのはほとんど大喜利なのは少し残念です。…

国別対抗試合の難しさ

ワールド・ベースボール・クラシックが開幕しました。日本チームは事前の強化試合でなかなか勝てず、目標の優勝は容易ではありません。別のブロックではイスラエルチームが韓国を破り番狂わせなどと報じられましたが、どうもそうではなさそうです。 イスラエ…

案山子

以前書いたジュリアンが鳥に食べられる件は、その後も続きました。そこで割りばしにアルミホイルを巻きつけたものを鉢のへりあたりに指し、鳥よけとすることにしました。いわば案山子です。 それ以降は今のところ鳥害はなくなりました。案山子の効果があった…