はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

新緑の公園

隣町の公園に行ってきました。穏やかな時間が流れる公園は新緑に囲まれていました。

昭和の印象

昭和は激動期ゆえに、世代によってその捉え方は大きく変わります。戦前戦中を知る人と、私のように経済発展期の印象が強い者との差は大きい。全く別のものに見えるはずです。 いま教えている生徒にとってみれば人生以前の歴史時代な訳で、また大きく違います…

ネパール救援

ネパールの大地震の被害は日々その深刻さが甚大であったことが分かってきつつあります。地勢上地震が起きやすい地域であり、過去の罹災歴も繰り返されてきた地域のようです。その周期が人生の中では一度あるかどうかという長さだったのが、災害への備えを軽…

夢の売買

夢を買うという話が古典作品にあります。他人が見た大出世するという夢を買い取って自分のものにしてしまうと、後にそれが現実のものになるという不思議な話です。 夢とははかないものと考えられていますが、未来の先触れとも考えられていたのかもしれません…

紫外線

この頃の季節は気温よりも紫外線の量を気にかけなくてはならないようです。このところ外で長時間仕事をすることが多いので日焼け止めを塗って対策しています。健康的に焼けるのはいいことなのでしょう。赤く腫れたり爛れたりすることのないようにしなくては…

自然解凍

最近知ったことなのですが、冷凍食品の中には自然解凍で食べられるとうたっているのものがあります。弁当のおかずなどには実にちょうどいいのです。 先日、私も試してみました。全く違和感なく冷凍食品であったことが分からないように解凍していました。働…

口語短歌

口語短歌が世間の注目を集めたのは、昭和の最末期に俵万智が「サラダ記念日」でベストセラー歌人になったことにあるのでしょう。それ以前にも口語で短歌を作る人はたくさんいましたが、それに市民権を与えたのは俵さんであることは間違いありません。 その…

躑躅

四月も下旬になり、不安定だった天候もこのところは落ちついてきています。駅前の躑躅の植え込みに紅白の花がつき始めました。初夏の気配を感じさせる鮮やかな花です。子供のころ花の奥の微かな蜜の味を楽しんだことをフラッシュバックするのもこの頃の、私…

2学期の学級委員

転校生だった私にとって2学期は恐怖の学期でした。私の父の辞令は7月20日頃にでるため、小学生だった私は学期末にいきなり転校が決まり、多くの場合同級生に別れの挨拶ができないままその地を去るということが続きました。それゆえ、2学期のはじめは必ずと行…

伸びる腕、飛ぶ目

できないことをなんとかしたい、と思う気持ちは誰にもあります。特に見えないものを見てみたいというのは、その中でも根源的な欲求の一つです。本来ならば諦めるはずの映像を映し出してくれるのがカメラです。 以前、このブログでも書いたセルカ棒は、自ら…

工事の連続

私の住んでいる町は新興住宅地に分類されるような場所だからでしょうか。いつもどこかで工事が行われています。思えばここ10年位の間で街の風景が少しずつ変わり、さらに変わり続けています。記録の写真でも撮っておけば良かったと思います。少しずつ変わる…

ナビゲーター

もし何かに迷った時に進むべき道を教えてくれるナビゲーターがいたならば、あるいはカーナビのような機械があったならばと思う時があります。人生の大半は迷いであり、何を選択するかは偶然の産物に過ぎません。だから失敗もしばしばあるわけで、あの時こう…

息切れしないように

4月から始まった新しい生活に適応するためにいまは一所懸命になっている人も多いのではないでしょうか。かくいう私も職場こそ変わらないものの、新しい環境に必死に心身を合わせているところです。 世の中には5月病なる言い方もあるようですが、昨今のように…

読書会の計画

一冊の本を読んで各自の感想を述べ合う読書会を授業の中で行うことを計画しています。その時にいわゆる「褒められる感想」「優等生読み」だけにならないように導かなくてはならないと考えています。 国語のテストは通常ある一定の範囲内の答になるような問題…

大きな傘が必要かも

今日は大気の低層が高温、上空が低温という状態になり、極めて不安定な状態になるそうです。その結果、雷雨や突風が発生しやすいのだとか。朝の天気はまずまずなので、折りたたみで行っても良さそうな気がするのですがあえて今日は大きな傘をもって出かけよ…

話し合いの方法

参加型、対話型の授業を進める上で必要な要素に生徒同士での話し合いというものがあります。短い時間の中でメンバーの意見を出し合い、比較検討するというのは社会では必要なスキルの一つです。 ただ、これを教室でやらせようとすると意外に難しいことに気…

楠落葉

最寄り駅の前に植えられている楠が盛んに落葉しています。常緑樹である楠は新しい葉が芽吹くこの頃、役目を終えた古い葉が散っていくようです。見た目では葉の増減がほとんど分からないのですが、きちんと更新がなされています。見ごとなリレーだと感心して…

繰り返されるデマ

4月12日に大きな地震が発生するという噂はみごとに外れました。地震の予知が科学的はできていない現状では、このようなデマはこれからも繰り返し生まれては消えていくのでしょう。 この繰り返しが震災に対する心の備えを失わせていくのではないかと案じてい…

図説・便覧の楽しみ

国語の副教材に図説とか便覧という名のものがあります。国語に関するさまざまな情報を写真や図解で示したもので、一種の百科事典的な趣きがあるものです。私はこれを見るのが好きです。思えば中学生の頃、こればかり見ていました。今の仕事に就くきっかけも…

土日休み

4月から土曜と日曜が定休日になりました。昨年度までは日曜と平日の一日が休みだったので連休の休日は久しぶりです。しかし、土曜は不定期な仕事が入るので完全な週休2日とは言えません。教員はクラブ活動の引率など規定外の出勤も多く、休日の確保が課題に…

電機子チョッパ

通勤電車に乗り入れてくる半蔵門線の電機子チョッパという方式を使った車両がまもなくなくなるらしいです。該当する車両にはその予告のステッカーが貼りだされているのでそのことを知っている人は多いと思います。しかし、これがどんな意味なのか理解してい…

意外と使えるChromebook

最近は東芝製のChromebook2をモバイル端末として使っています。ブラウザを基本ソフトにするもので、パソコンとタブレットの中間的な存在です。一般のパソコンのようなことはできませんが、メールとネット閲覧やこのブログを書くといった程度のことでは十分す…

名前を覚えること

申し訳ないのですが私は名前を覚えるのが大変遅く、それが少しプレッシャーにさえ感じています。決して相手を尊重していないのではなく、おそらく顔認識能力において鈍いとことがあるのです。 言い訳をすれば、一度覚えるとなかなか忘れません。私のような職…

再びコート

いったんは初夏のような天気になったと思ったら今日はいきなり冬に戻ってしまいました。しまいかけたコートを再び出して出勤しました。おそらくそのせいではないかと思いますが、今日は朝の電車が混雑したのです。それが着ぶくれが原因だと思っているのは私…

予定調和的な作文

生徒に作文を書かせると、差し障りの無いありきたりの結末にして済ませるものが多数提出されます。例えば小説の感想では、〜に感動した。私もこのように生きたい(そのようにならないようにしたい)といった教訓としてまとめるのがその典型です。小説は決し…

表意文字の意識を持たせるために

漢字の小テストといえば、カタカナを漢字に直せか、漢字の読みを書けの問題が定番ですが、この方法だと学習者は丸暗記をすることを優先してしまいます。漢字は表音と表意のハイブリッド文字であり、これが日本語における特徴になっています。 漢字文化圏であ…

「なぜ」と言わせる授業に

探求型授業に関しては模索を続けています。もっとも難関なのは入試で決まったある正解を出すためにだけ勉強してきた生徒を、自分自身で考え、各自の解答を論理的に説明させるように転換することです。簡単に言えば、丸暗記で答えることに長けた頭を、自分で…

感想を書かせよう

復習をさせるためのノート作りを考えています。とりあえず、ノートを見開きで使わせ、それを3つの部分に分けます。そして、予習・板書写し・復習の欄に分けてそれぞれを活用させます。私は国語の教員なので復習をさせることが大きな課題なのです。漢字や語句…

芽生え

駅の土手の春の光景です。桜に気を取られている間に、地面からは様々な植物が芽生えています。 今日は入学式です。新入生を迎えて暫くは慌ただしい毎日になりそうです。私自身は古株ではありますが、せめて新しい小枝に花を咲かせるよう努めたいと考えてい…

草稿という遺産

谷崎潤一郎が戦中に自らの小説の草稿や創作メモにあたるものを写真にとって保存していたことが明らかになりました。谷崎が戦中戦後をどのように生きたのについては興味がありますが、今回の発見で小説家が作品を生み出すまでの試行錯誤のあとが明らかになる…