はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

想定外の人間

機長を閉め出し、意図的に飛行機を墜落させたドイツ人副操縦士の行動について様々な憶測がなされています。自動操縦さえ可能なハイテク旅客機でも、自死という人間独特の行動は想定外であったらしく、狂気の指示に従ってしまいました。 エンジニアはこれを…

駅前の桜

旅から戻ってみると、わが町の桜も次々に開花しています。満開までには数日ありそうですが、それも遠くはなさそうです。 今週は新年度の始まる時です。いろいろやりたいこと、やらねばならないことが重なって大変なのですが、それだけに意味のある時間を過…

北陸新幹線

北陸新幹線に乗っています。近くて遠かった富山や金沢への鉄道での時間が大幅に短縮されました。厳冬期に長岡や越後湯沢で乗り換えるのは辛いこともあったのですが、それもなくなりました。 座席は間隔が広くとられていてゆったりとしています。高速の割に…

見方を変えれば

同じことでも立場が変われば全く別の意味になるということはよくあります。旅をして別の場所から自分の日常を見つめ直すと新たな発見があります。 東京を中心に考えていると見落としてしまうことがたくさんあるのは、地域に生活していれば気がつきそうなので…

百人一首をきっかけに

中学生に初めて教える古典作品として私の勤務校では「百人一首」を使っています。和歌という短い詩型であることが扱いやすく、学校の授業という限られた枠組にはまりやすいということもあります。 ただ、古文の学習にはストーリー性のある散文を読むことも必…

卒業しても忘れない

おそらく多くの方々は自分の出た高校の担任のことを思い出せないでしょう。週のほとんどの日に顔を合わせ、叱咤激励の日々もあったと思います。しかし、ほとんどの記憶はその教員の渾名か、妙なエピソードくらいのもので、どんな話をしたのかとか、どういう…

必要な力

これからの先の見えない社会を生き抜く力をつけさせるためには、小手先の知識では通用しません。その場の試験を乗り切る力を求めるのではなく、生涯にわたって使えるスキルを身につけさせなくてはなりません。私はその力を「問題発見力」「忍耐力」そして「…

失敗させる方法

いま課題として考えているのが失敗させる機会を与えることです。失敗は誰でもしたくはないものです。しかし、間違ってみないと分からないことは数多くあり、それを経ずに成長するのには危険性を感じるのです。ネジや釘を使わずに建物を建てているような感覚…

断捨離というけれど

世の中にはいろいろな見方があります。物へのこだわりを断って身軽になることを推奨する断捨離という考えは、本来の意味を超えて単に不要な物を捨てることばかりに興味がいっていることもあるように思います。そして、何でも捨ててしまう人をあたかも整理上…

観梅

町田市の郊外にある薬師池公園に行ってきました。昨日は連休の二日目とあって多くの人が遊びに来ていました。 公園に着いて最初の驚きが桜が咲いていたことです。熱海寒桜という名の早咲きがもうすでに満開の風情でした。最も心惹かれたのは梅でした。何種類…

素材と型

中等教育の国語についての再考を行っているのですが、現在のところ「素材と型の伝授」という方向でまとめようと考えています。これは今までと基本的には同じなのですが、教える際の目標の軽重が無意識のうちに偏っていたのをバランスを考えて修正することだ…

春分

今日は春分の日です。実際は数日前から昼の長さが夜の時間より長くなっているとのことですが、帰宅するのは大抵日没後なので実感はあまりありません。ただ、最近の気温の高さからやはり春を感じます。昨日からコートをおいて仕事に行くことにしました。

演劇の手法を

新しい学力観に沿った教育をどうしたら実現できるかについて試行錯誤しています。私にとって一つのヒントになっているのが演劇の手法です。 言葉が自己と他者を媒介するものである以上、人間関係を俯瞰的に把握できる能力が求められます。自分とあの人はこう…

文章を読む忍耐力

私自身のことでもあるのですが、まとまった文章を最後まで読み通すことについて最近耐性が衰えている気がします。特にネット上の文章は結論以外を読み飛ばすことが多く、根拠や論の手順への関心が疎かになっています。 忙しい現代の生活にとって、簡潔に必…

韓国時代劇の男装のヒロイン

韓国の時代劇を見ているとしばしば男装するヒロインが登場します。様々な事情で素性を隠さざるを得ないヒロインが幾多の苦労の末、男として生活し、さらなる苦難を乗り越え、最終的には女として生きるといった話がかなり多くあるのです。 このような状況は特…

気温が上がって

今日は20度近くまで気温が上がる予報になっています。春の気配が一挙に広がることになるのでしょう。桜のつぼみも膨らみの速度を早めるはずです。この頃の季節になるとなんだかいろいろなことに対するわだかまりが一瞬どうでもよくなることがあります。なん…

春の富山湾

北陸新幹線が開通して初めてその方面に行かれる方も多いと思います。もちろん金沢の城下町の風景は素晴らしいですし、兼六園も有名です。高岡の瑞龍寺や古城公園、富山城址公園あたりの風景、宇奈月温泉のにぎわいなどもお勧めですが、私としては何もない富…

次の一歩

今月が年度末という企業や団体は実際にはどのくらいあるのでしょうか。私の職場は典型的な三月終わりの形態です。生徒諸君は来月から進級、卒業し新しい環境の中に身を置くことになるわけでが、教員もまた担当などの配置換えがあり、中には転職していく者も…

やよ励めよ

仰げば尊しは卒業式の定番です。大抵の場合、一番と三番の歌詞が歌われ二番は省略されます。その理由は、この番が卒業生を送る側の、つまり教員側の立場で作られているからでしょう。 さらに歌詞の中に、「身を立て名を上げやよ励めよ」とあるのが、立身出…

弥生半ば

三月も半分が過ぎるとさすがに春の気配が見えてきます。駅前の土手にも枯草に混じって若い緑が芽吹いています。花粉症には苦しんでいますが、やはりこの季節の高揚感はいいものです。 私は今日明日とも仕事があります。大切な行事もありますので、慎重に、…

自給率

政府の食糧自給率の目標が引き下げられました。カロリーベースでの国内自給率は約39パーセントなのですが、これを50パーセントにしようというのは民主党政権下の目標でした。これを45パーセントに目標を下方修正したのです。 ここ数年、自給率の数値は漸減…

日較差の大きいこの頃

一日の最低気温と最高気温の差がとても大きい日が続いています。朝は氷点下でも日中は10度を超える気温になっています。まさに冬から春へとの季節の過渡期にあるとも言えるのでしょう。 どういうわけか気温差が大きな時は体力を消耗し、思わぬ風邪をひいたり…

4年目

震災から4年目を迎えました。いろいろと変わったことはあるのですが、一向に進歩がないこともあります。人の話ではなく自分のことです。 先日も書きましたように、4年前の大震災は私の価値観に大きな変化をもたらしました。諸行無常を実感できたこととでもい…

荒れるかも

この季節には珍しい発達した白い雲が帯状に広がっています。寒気が流れ込んで大気が不安定になっているとか。いわゆる爆弾低気圧ではないかという見方もあります。久しぶりの青空なのですが、要注意です。

震災の前後

何ごとも続かない私にとってはかなり特殊なことなのですが、このブログだけは毎日書いています。内容の質は不問にしていただきたい。そんなわけで、あの2011年3月11日の前後もこのブログを綴っています。 この時期になるとそのころを思い出すために当時の記…

焼き直し

リバイバルというとプラスイメージが強いですが、焼き直しは手抜きのニュアンスが含まれているため、否定的な意味を持ちます。どちらにしても一度世に出たものを形を変えて出し直すという点において共通しています。 世間で流行したり、話題になっているも…

ラゾーナ川崎

川崎駅近くのラゾーナ川崎というショッピングモールに来ています。かなりの賑わいです。 でも、どこかで見た風景。こういうのは個性がかえってなくなるもののようです。

ネット民?

ウェブで流れるニュースの中にはにわかには信じ難いものが多数あります。最近、とても気になるのがネット民の発言なる内容が含まれる記事です。ネット民なるこなれない言葉もさることながら、その内容もいただけません。ちなみにネットユーザーとかネチズン…

この頃の悩み

花粉症対策薬を飲むと私の場合は効果があるのですが、副作用として喉が渇くという問題点があります。もともと私は喉が枯れ嗄れ声になりやすく、この季節はいろいろとうまく行きません。幸いなことに今年はこの時期授業が少ないので、比較的自分のペースで生…

ある廃業

恥ずかしながら私は床屋に行くのが苦手です。床屋にあたってもらうこと自体は極めて快適に思うのですが、問題は扉を開けるまでのことです。どうも思い切りが付かず逡巡してしまうのです。最近は駅にカットだけの格安の床屋もありますが、あれこそ思い切れま…