はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

発展史観と回顧

 昔の映像などを見る時に思わずこみあげる懐かしさに加えて、あの頃はまだああだった、今より不便だったな、などという思いを持つことがあります。これは昔より今の方が少なくとも技術や制度などの面において優れているという一種の発展史観に基づいていることになります。

 しかし、この当然と思われるものの見方がもしかしたら今後は通用しないのではないか。最悪の場合は逆にならないかという懸念が私の脳裏に去来することがあります。根拠なき杞憂ではありますが、妙に気になり、不安になるのです。