はてなの毎日

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バーチャルのようなマネー

  今日からサークルKサンクスなどの店舗で楽天のスーパーポイントの付与と使用が始まります。同様のサービスはTSUTAYAauなどでも行われており、ネット上の事実上の通貨といえるポイントが現実世界でも使われていることになります。

  それぞれのポイントには運営会社の利用特典がついていることが特徴です。auウォレットは傘下のじぶん銀行からポイントチャージすると、代金以上のおまけポイントが付与されます。また、楽天のサービスではやはりその傘下のEdyを利用するとポイント付与率を上げる誘導策をとっています。銀行の利息がほとんど見込めない低金利時代には魅力的なサービスと言えます。
  こうしたポイント制度は結果的に従来の貨幣を主役から降ろそうとしているかのように思えます。現在は利用できる店舗が限られており、知名度も今ひとつです。ただ、この先のことを考えると多少不安です。個人の金の使い道が大企業に把握される訳ですから。