はてなの毎日

日々の思いを、思うまま

金ペン

  安価な万年筆の中にもすばらしい書き味を持つものがあります。パイロットのコクーンやプラチナのプレジールなどはその代表格といえます。これらのペン先はスチール製で、紙面との接触感覚は硬めです。細い字を詰めて書くことが多い私にとっては、安定した筆圧を保てるので有益です。
  ただ、金の合金のペン先はやはり魅力的です。その柔らかな当たりと滑らかなインク送りは、生産的な文章を書く時の後押しをしてくれるかのように感じます。最近、昔の万年筆を使う機会があって18Kのペンの良さを再確認しています。再確認というのは正確ではなく、かつては全く気づいていませんでした。
  このブログは大抵iPod touchで書いているのですが、やはりペンで書く文書の方がなんとなくよくできている気がします。まあこれは気のせいなのでしょうが。