はてなの毎日

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部活指導者の問題

 

 中高のクラブ活動顧問に幅広い人材を活用すべきであるとの意見は以前からありました。現在は教員が担当することが前提になっており、土日に試合、発表会などが多い現状から、休みがとれないという場合も発生しています。私も数週間にわたって休日がなかったことがあります。

 スポーツ系の部活などは教員に経験がない場合は、審判講習に行かなければならないこともあります。大会運営のために何日も駆り出させれることも頻繁にあります。こうした現状では教員の精神的身体的な疲労を招き、授業に集中できないという悪影響がでます。

 部活を教員以外の人物に任せる場合には、生徒の安全確保や指導者の人格的な保証が守られないという批判が起きそうです。そこで、指導員としての資格を明確化するとともに、それなりの報酬を支払い、職務にプライドと責任をもっていただかなくてはならないと思います。

 この辺りの制度化を各校任せではなく、教育委員会レベルで明確化してほしいと思います。教員の質の問題はいつも話題になりますが、まずは授業に専念できる環境づくりをしていただきたい。現場の教師は誰もがそう思っているはずです。