睡眠時間がなくても
仮に睡眠時間を返上しても健康上の問題は起きず、健康年齢はある程度保たれるならば、その代わりに寿命が短くなってもいいと感じることがあります。ただ、誰の目にも明らかなようにこの希望には様々な自己矛盾が含まれています。
短くても太く生きるということを夢見たときがありました。細く長く生きるという美学もありますが、憧れるのはやるべきことをやり遂げてからこの世を去りたいという一事です。しかし、実際にはやるべきことを中途半端に終わらせてダラダラとした毎日を送っているのです。
このところ色々と行き詰まって来ており、将来がまるで消化試合のように感じられることがあります。そこに刺激とかときめきとかいうものはなく、成績と効率ばかりが求められている現実に立ち向かうために程よく立ち回ることばかりを考えます。
やはり強い意志をもって立ち向かえる人になりたい。睡眠時間を削ってもいい。などと威勢良く思うのですが、やはり睡魔には勝てず、小人なる己を痛感するばかりです。