譬え話
古典作品には素朴な譬え話がたくさんあります。何かを言いたいとき、それを表す言葉を見つけることが難しいことがあります。そんなときは何かに譬えてから表現した方がいい易い。抽象的なメッセージになるほど、具体的な例話が必要になるのです。
その話の素朴さ、多様性が古典の魅力でもあると思うのです。
漫画
最近、人物画のデッサンをよくするようにしました。漫画のレベルですがやってみるといろいろな発見があります。男が男らしく、女が女らしく見えるのは輪郭もさることながら、体勢が大きく影響しているのです。出会う人ごとにそのポーズを考えてしまうのは困ったことです。
取り違えない
恐らくいまは正気を保つのが極めて難しい状況にあります。いろいろなことがうまくいかず、失敗の連続です。しかも想定外の事態が次々に発生しています。こういうときは少し遠くの景色を見るのがいいのかもしれない。大きな図柄で見れば事態はさほど深刻ではないかもしれないのです。現実は近景のみにあると取り違えない。それが大事です。
価値観は変わる
昔の話を読んでいると価値観というものは不変ではないと言うことが分かります。美意識や倫理観といった恒久的と思われる要素も時代とともに変化している。絶対的なものはそうはないのです。